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ハンガリーの食肉処理場、同じ夢を見る男女。不器用な二人の魂が静かに共鳴する、孤独と愛の幻想的な物語。
ハンガリーの首都ブダペスト郊外にある食肉処理場。そこで働く、人付き合いが苦手な経理部長エンドレと、極度に内気な品質検査員のマーリア。職場ではほとんど言葉を交わさない二人。しかし、ある事件をきっかけに、二人が毎晩「森の中で雌鹿と雄鹿として出会う」という全く同じ夢を共有していることが発覚する。夢の中では穏やかに寄り添う魂。だが現実では、触れ合うことさえままならない不器用な関係。この奇妙な偶然は、孤独な心を持つ二人を現実世界で結びつけるのか。静謐で美しい、大人のためのラブストーリー。
ネット上の声
- 無残な失敗作。
- 男目線で見ると目的があれにしか思えない
- シンプルで深く美しく癒やされました。
- 女性の見つめる眼、表情が良かったです
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ハンガリー
- 時間116分
- 監督イルディコー・エニェディ
- 主演アレクサンドラ・ボルベーイ
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20世紀の幕開け、生き別れた双子の姉妹の運命が交錯する。光と影が織りなす、幻想的で奇妙な物語。
1880年、ブダペスト。生き別れた双子の姉妹、ドーラとリリ。一方は華やかな詐欺師、もう一方は情熱的な革命家へと成長。そして19世紀最後の夜、二人は偶然にも同じオリエント急行に乗り合わせる。互いの存在を知らぬまま、同じ男性「Z」と出会い、運命の歯車が奇妙に噛み合い始める。エジソンの発明した電球が世界を照らす中、二人の人生はまるで光と影のように交錯。激動の「20世紀」という時代そのものを、モノクロの美しい映像で寓話的に描いた、独創的なアートフィルム。
ネット上の声
- ハンガリー人の女性監督エニェディ・イルディコー、34歳時のデビュー作で、カンヌの
- 夢見心地の素晴らしい映画。でも何が何やらさっぱりわからなかった。
- 時間のあるときにゆっくり観たい
- 電燈は20世紀の輝き♡
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ハンガリー,ドイツ
- 時間102分
- 監督イルディコー・エニェディ
- 主演ドロタ・セグダ
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「心と体と」で2017年・第67回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーのイルディコー・エニェディが監督・脚本を手がけ、「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥが主演を務めたラブストーリー。
ハンガリーの作家ミラン・フストの小説を原作に、出会ってすぐに結婚した男女の官能的で切ない愛の行方を描き出す。1920年、マルタ共和国のとあるカフェ。船長のヤコブは友人と、店に最初に入ってきた女性と結婚するという賭けをする。現れたのはリジーという美しい女性で、ヤコブは初対面の彼女に結婚を申し込む。そして週末、ヤコブとリジーは2人きりで結婚の儀式を行う。幸せな時間を過ごすヤコブとリジーだったが、リジーの友人デダンが現れると、ヤコブは2人の仲を疑って嫉妬するようになり……。
ヤコブを「マイ・フーリッシュ・ハート」のハイス・ナバー、デダンを「グッバイ・ゴダール!」のルイ・ガレルが演じる。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 快楽は時として、抑圧された「寸止め状態からの暴発」から生まれるものなのかも
- 愛憎渦巻く複雑な夫婦の物語
- ラストで見え方が逆転した
- 疑問符?がいっぱい
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国ハンガリー,ドイツ,フランス,イタリア
- 時間169分
- 監督イルディコー・エニェディ
- 主演レア・セドゥ