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全2作品。レフ・アルンシュタム監督が制作した映画ランキング

  1. ロメオとジュリエット物語
    • C
    • 3.42
    ソ連国立ボリショイ劇場におけるバレー“ロメオとジュリエット”の公演を全幕キャメラに収めたもの。同劇場所属のバレー団及び管絃楽団が総出演しているが、一九五五年第八回カンヌ映画祭で“詩的幻想映画賞”を獲得した。スターリン賞を得たレフ・アルンシュタムとレオニード・ラヴロフスキーが脚本・監督を共同担当し、音楽は同バレーの作者S・プロコフィエフの原作によっている。撮影はA・シェレンコフとイオランダ・チェン・ユーラン、美術はアレクサンドル・パルホメンコ。主な登場者としてはジュリエットに「大音楽会」と同じくガリーナ・ウラーノワが扮する他、ロメオに「バフチサライの泉」のY・ジダーノフ、マーキュシオにS・コーレニ、ティバルトにA・エルモラーエフ、ベンヴォーリオにV・クドリヤショフなど。モスフィルム製作。
    • 製作年1954年
    • 製作国ソ連
    • 時間80分
    • 監督レフ・アルンシュタム
    • 主演ガリーナ・ウラノワ
  2. グリンカ
    • E
    一九世紀のロシアの生んだ大作曲家ミハイル・グリンカを描く伝記映画である。シナリオおよび演出を担当したレフ・アルンシュタムはセルゲイ・ユトケヴィチの門下であり、「黄金の人々」「女友達」「友達」等の他、女パルチザンを描いた「ゾーヤ」の演出者として著名である。美術のウラジミール・カプルノフスキイは「セヴァストボール防衛戦」の美術家で、この作品ではふるいオペラ『イワン・スザーニン』の初演場面を再現するため一〇〇年前のペテルブルグ劇場の舞台面をこしらえあげている。音楽のヴィッサリオン・シェバリンは、共和国功労芸術家の称号をもち、現在モスクワ音楽学校教授であり、ソ連一流の作曲家である。初期の作品に交響曲「レーニン」があり、一九四二年「スラヴ四重奏」四六年合唱曲「モスクワ」でそれぞれその年のスターリン賞一等をえている。主演のボリス・チルコフはマキシム三部作の演技によりスターリン賞を得た舞台俳優であるが、一九二八年いらい「教師」「ドン・キホーテ」「チャパーエフ」等の映画にも出演している。少年時代のグリンカにふんするサーシャ・ソボレフは中央児童音楽学校に在学中であり、農奴ウリヤヌイチにふんするワシリー・メルクーリエフは五七年度の「シンデレラ」にも出演している。なお本作品は一九四六年度にスターリン賞二等に入選しており、演出家、カメラマン、美術家、俳優四名が賞を授けられた。
    • 製作年1946年
    • 製作国ソ連
    • 時間---分
    • 監督レフ・アルンシュタム
    • 主演ボリス・チルコフ

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