「ヴァリエテ(1936)」と同じくニコラス・ファルカシュの監督作品で、プラーグに於いて製作された映画。原作はピエール・フロンデェの小説で、「プレジャンの舟唄」「掻払いの一夜」のアンリ・ドコアンが改作したものに基づき、ファルカシュ自らがアルノルド・リップと協力してそれをシナリオ化し、「楽聖ベートーヴェン」のスティーヴ・パッスールが台詞づけた。主役は「禁男の家」「不良青年」のダニエル・ダリュー及び「ジプシー男爵」「大帝の密使」のアドルフ・ウォールブリュックの二人で、「我等の仲間」「最後の戦闘機」のシャルル・ヴァネルが重要な役を勤めて共演する外、「ミモザ館」「第二情報部」のジャン・マックス、「沐浴」のジャン・ウォルムス、ジャン・ダックス、等が助演している。キャメラはオットー・ヘラーの担任、音楽はジェルマスである。
- 製作年1935年
- 製作国フランス,チェコ
- 時間---分
- 監督ニコラス・ファルカシュ
- 主演ダニエル・ダリュー