革命前夜のロシアの森。孤独な森林監視人と、法を犯す貧しい農民。二人の男の運命が交差する、魂のドラマ。
19世紀ロシア、鬱蒼とした森の奥深く。人々から「狼(ビルーク)」と恐れられる、寡黙で実直な森林監視人。彼は法を破り木を盗む農民を容赦なく捕らえるのが仕事。ある嵐の夜、彼は一人の貧しい農民を捕らえる。しかし、その農民の絶望的な境遇を知った時、彼の職務への忠誠心と人間としての情の間に激しい葛藤が生まれる。厳格な自然の掟と、社会の不条理に翻弄される男の姿を詩的に描く人間賛歌。
ネット上の声
- 1977年 ソビエト連邦
- ほんの僅かの暖かさ
- 富裕層が所有する森林の森番、そして貧しさからその森に盗みに入る農民を描くことで、
- 多分ちゃんと記録残さないと、5年後くらいには綺麗さっぱり忘れていそうな、たいそう
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国ソ連
- 時間80分
- 監督ロマン・バラヤン
- 主演ミハイル・ゴルボヴィチ