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取材許可に6年をかけ、2年にわたり日本国内の刑務所に初めてカメラを入れて完成となったドキュメンタリー。官民協働による新しい刑務所であり、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを導入している日本で唯一の刑務所でもある「島根あさひ社会復帰促進センター」。受刑者たちはプログラムを通じて、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死など、自身が犯してしまった罪はもちろんのこと、貧困、いじめ、虐待、差別といった幼い頃に経験した苦い記憶とも向き合わなければならない。カメラは服役中の4人の若者を追い、彼らがTCを通じて新たな価値観や生き方を身につけていく姿が描かれる。監督は「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」「トークバック 沈黙を破る女たち」などアメリカの受刑者をテーマにした作品を手がけてきた坂上香。
ネット上の声
- 「知る」機会無しに、「対話」は生まれない
- 見ごたえのあるドキュメンタリー
- 人間教育の教材にしてほしい!
- 刑務所内のミーティング
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督坂上香
- 主演---
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米サンフランシスコの刑務所で誕生し、元受刑者とHIV陽性者の女性たちが自身の人生を芝居にして上演するアマチュア劇団「メデア・プロジェクト:囚われた女たちの劇場」を追ったドキュメンタリー。1989年、女性受刑者たちが人生を取り戻すためのワークショップとして演出家のローデッサ・ジョーンズが創設した「メデア・プロジェクト」は、2008年からHIV/AIDS陽性の女性たちとのコラボーレションを始める。受刑者やHIV/AIDS陽性者たちが自ら声をあげることで、彼女たち自身が偏見や恥にどのように対応していくのか、そうした姿が観客や周囲にどのような影響を与えるのかを見つめていく。監督は、犯罪者の更生プログラムに参加する終身刑・無期懲役受刑者たちを追ったドキュメンタリー「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」の坂上香。
ネット上の声
- ネタとして過去を話す自分が恥ずかしくなった
- ネタとして過去を話す自分が恥ずかしくなった
- 圧倒的な存在感
- エイズにかかった女性たちが演劇セラピーで回復していく過程を垣間見れる、と言えば一
ドキュメンタリー、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督坂上香
- 主演---
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受刑者が300万人を超える米国には、10万人あまりのLifers(終身刑、もしくは無期刑受刑者)がいる。彼らは殺人や強盗などの深刻な犯罪を犯し、「更生不可能」というレッテルをはられた人びとであり、社会から忘れられた存在である。犯罪者の更生プログラム“AMITY(アミティ)”に参加しているライファーズの活動を追い、彼らが他の受刑者の更生に果たしている役割を見つめるドキュメンタリー。
ネット上の声
- テレビ畑出身者特有の画面の饒舌さが好みではなかったものの、とりあえずは『プリズン
- ギャング仲間を誤って撃ち殺してしまった加害者に対し、被害者遺族が、「加害者に復讐
- 『プリズン・サークル』でメガホンをとった坂上香監督の第一作
- 以前プリズンサークルを見て、とても良きだったのでこちらも
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督坂上香
- 主演---