ナチスの輸送列車から脱走した二人の少年。生と死の狭間を彷徨う、極限状態の心理を鋭く描く衝撃のサバイバル劇。
第二次世界大戦中のチェコスロバキア。強制収容所へ向かう列車から、二人の少年が脱走。鬱蒼とした森の中、飢えと疲労、そして追手への恐怖に苛まれながら、彼らはひたすら逃避行を続ける。現実と幻覚が交錯する意識の中、蘇るのは過去の断片的な記憶。言葉を極限まで削ぎ落とし、主観的な映像で描かれるのは、生き延びようとする人間の根源的な渇望。果たして、彼らは夜の闇に輝くダイヤモンドのような希望を見つけられるのか。
ネット上の声
- セリフがほぼ無いのに、息遣いと映像だけで伝わる緊迫感がすごい。70分弱とは思えない濃密な体験だった。
- ずっとハラハラしっぱなし。観終わった後も色々考えさせられる。
- うーん、アート系はちょっと苦手かも。説明がなさすぎて置いてけぼり感があった。
- 息苦しさが伝わってきた。
- 製作年1964年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間---分
- 監督ヤン・ネメッツ
- 主演アントニーン・クムベラ