-
パリにいるはずの息子からの、突然途絶えた便り。母を想う娘たちがついた、一つの「やさしい嘘」が家族の運命を揺らす。
舞台は現代のジョージア。老母エカは、パリで成功していると信じる息子オタールからの手紙だけを生き甲斐に暮らす日々。しかし、ある日を境にその便りがぷっつりと途絶える。息子の身に起きた悲劇を知った娘のマリナと孫娘のアダ。真実を告げれば母がショックで倒れてしまうと考えた二人は、オタールになりすまして手紙を書き続けるという、悲しい嘘。束の間の平穏。だが、一つの嘘が新たな嘘を生み、三人の女性の関係は静かに軋み始める。愛するがゆえの嘘がもたらす、切なくも美しい結末。
ネット上の声
- ストーリーは、グルジアの首都トビリシに暮らすエカおばあちゃんと母マリーナ、そして
- 愛する家族のためについた一つの嘘をめぐって 母娘三代が抱える葛藤と心の絆
- 必見の佳作です、これは嘘でなくホントです
- まるで自分がグルジア人になったかのような
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間102分
- 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
- 主演エステル・ゴランタン
-
言葉も文化も違う子供たちが集うパリの中学校。一年間の適応クラスで彼らが見つけた希望とは。
フランス、パリにある中学校の一室。そこは、世界中から移住してきたばかりの子供たちがフランス語を学ぶ「適応クラス」。アイルランド、セネガル、ブラジル、中国…出身国も宗教も異なる24人の生徒たち。言葉の壁やアイデンティティの葛藤に直面しながらも、互いを理解し、絆を深めていく一年間の記録。彼らの瞳に映る未来と、多様性の中で生きることの意味を問う感動のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 今の日本人に欠けているものが分かる映画
- 平等、自由とは勝ち取るもの。なのかも
- フランスの国籍の違う子供達
- フランスの国籍の違う子供達
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
- 主演---
-
デビュー作の「やさしい嘘」(2003)でカンヌ国際映画祭批評家週間を受賞したジュリー・ベルトゥチェリの監督第2作。突然目の前で父親を亡くした子どもたちと残された妻が、一本の大きな木を通して悲しみを乗り越えていく姿を美しい映像とともに描く。オーストラリアの広大な自然に囲まれて暮らすドーンとピーターの夫婦は、4人の子どもたちと幸せな日々を送っていた。しかしある日、夫ピーターが心臓発作を起こして死亡。運転中だった車は庭の大木に衝突して止まった。まだ人の死を理解できない8歳の娘シモーンは、ピーターがぶつかった庭の木にパパがいると言いはじめ、木を相手に話し始める。最初は真に受けなかったドーンも、木に話しかけることで心の平静を取り戻していく。
ネット上の声
- 迷惑ばかりかける『パパの木』だけど…
- パパの木を植えよう。物語を遺そう。
- エンドに、亡き夫に~って?
- 目が物語る👀で3本いきます
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス,オーストラリア
- 時間100分
- 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
- 主演シャルロット・ゲンズブール
-
フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブの主演で、人生の終焉を悟った主人公が、半生をともにしてきたアンティークを処分することで、彼女のこれまでの人生や本当に残したい思いが浮かび上がるヒューマンドラマ。ドヌーブと娘のキアラ・マストロヤンニが、劇中でも母娘役で共演する。近頃、意識や記憶がおぼろげになることが多いクレール。ある夏の朝、今日が人生最期と確信した彼女は、長年かけて集めてきたアンティークの人形や仕時計、肖像画などのコレクションをヤードセールで処分することを決め、庭先で売り始める。そんなクレールの奇妙な行動を耳にした娘のマルティーヌは、疎遠になっていた母のもとを訪れるが……。監督は「パパの木」「バベルの学校」のジュリー・ベルトゥチェリ。
ネット上の声
- 【裕福な老婦人が、人生を共にして来たアンティークを捨てる勇気を持った時に行った事。ラストシーンは切ないが美しく印象に残る作品である。】
- カトリーヌ・ドヌーヴ元気だなぁ〜若いなぁ〜☺︎
- 過去と現在の交錯する瞬間がとても心地よい
- アンティークを見たくて鑑賞!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ