一九五六年メルボルン・オリンピックの記録映画。フランスのCSAプロがオリンピック組織委員会の正式承認を得て製作した。監督は、アナトール・リトヴァクの助監督をつとめ一九三六年以来短篇監督に転じたルネ・リュコ、撮影はジャック・デュアメル、ピエール・グーギャン、ピエール・ルヴァン、ジョルジュ・ルクレール、ピエール・ルヴァン、ギイ・マリア、ルネ・マトラゥン、ルイ・ミアイユ、ディオワエ・タロ、ジャン・ルイ・ピカヴェ、アルベール・ヴィキイエ。音楽はクリスチャン・シュヴァリエ、ラフィ、アヴニール・モンフレイの三人。日本語版はスポーツ評論家の川本信正が監修、メルボルンで実況放送に当ったNHKの野瀬四郎が解説アナウンスした。映画は、まずメルボルン市を中心にしたオーストラリアの風物を紹介、十一月二十二日のエジンバラ公を迎えての盛大な入場式につづき、大会中の男女各種競技の熱戦をたどる。百メートル予選から十二月一日の最終日、マラソンまで、日曜日の選手の憩いの場面を挿入して、十二月八日の閉会式に至る。
ドキュメンタリー
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ルネ・リュコ
- 主演---