千年の伝統が息づく島で、30年にわたり原発建設に反対し続ける人々の暮らしと闘いを記録したドキュメンタリー。
山口県の瀬戸内海に浮かぶ、人口約500人の小さな島、祝島(いわいしま)。この美しい島では、対岸の原子力発電所建設計画をめぐり、30年近くにわたる反対運動が続いていた。なぜ彼らは、これほど長く闘い続けるのか。カメラは、デモに参加する険しい表情だけでなく、石積みの棚田での農作業、豊かな海の恵み、千年続く神事など、島の伝統的な暮らしを丹念に記録。便利さや豊かさと引き換えに、私たちが失ってはならないものは何か。島の穏やかで力強い日常が、未来への大切なメッセージを静かに語りかける。
ネット上の声
- 日常生活の喜び・悲しみが反原発の原動力
- 28年の戦いを支えたモノに心打たれる
- それでも原発を推進するのか?
- たくさんの人に見てもらいたい
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督纐纈あや
- 主演---