江戸時代に隆盛を極め、明治時代に禁じられた「春画」の美の世界に迫るドキュメンタリー。
葛飾北斎、喜多川歌麿ら名だたる浮世絵師たちが情熱を注いだことで知られる春画。絵師・彫師・摺師の才能と高度な技術によって数多くの名作が生み出されたが、明治時代になると「猥褻画」として警察の取り締まり対象となり、日本文化から姿を消した。そして近年になってようやく、出版物や展覧会を通してアートとしての再評価の機運が高まっている。
ディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を手がけてきた平田潤子監督が、北海道から九州、海外にまで足を運んで美術コレクターや浮世絵研究家、美術史家、彫師、画家に取材。バラエティ豊かな傑作の数々を美しい映像で映し出し、エロティシズムだけにとどまらない多彩な表現内容や技巧、創造性に富んだ春画の魅力に迫る。さらに春画をアニメ化し、江戸時代の人々が親しんだその世界をいきいきと描く。アニメパートでは俳優の森山未來と吉田羊が声の出演。
ネット上の声
- 笑い絵としての春画の魅力
- いま、問題なく流通できるように、みなさんが言葉づかいに気をつけて発言していること
- 向田邦子の「阿修羅のごとく」の中で良妻賢母だと思っていた3人姉妹の母親が、夫の不
- 前情報も春画に関する知識もゼロで見たけどめっちゃ面白かった!
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督平田潤子
- 主演横尾忠則