第一次大戦後のパリ。戦争で全てを失った二人の元兵士が、国を相手に仕掛ける壮大で危険な詐欺計画。
1918年、第一次世界大戦の終戦間際。生き埋めにされた兵士アルベールを救った画家のエドゥアールは、顔に重傷を負う。戦後のパリで社会から見捨てられた二人。帰る場所も生きる術もない彼らが思いついたのは、架空の戦没者慰霊碑計画で国から金を騙し取るという前代未聞の詐欺。美しい仮面の裏に傷を隠すエドゥアールと、彼を支えるアルベール。二人の復讐劇の行き着く先。
ネット上の声
- 映像美とストーリー、どっちも最高だった。特に仮面のデザインが秀逸で、主人公の感情を雄弁に物語ってる。重いテーマなのにフランス映画らしいエスプリが効いてて、最後まで飽きさせない。これは傑作!
- 切なくて、でも美しくて…。ラストは思わず涙が出ました。戦争がテーマだけど、友情や親子の物語としても深く心に響く。
- とにかくオシャレ!仮面も衣装も美術も全部がアート。ちょっと風刺の効いたストーリーも好みでした。
- 戦争映画かと思いきや、復讐劇であり、人間ドラマでもあった。伏線回収が見事で、最後はスッキリ。見応えのある一本でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督アルベール・デュポンテル
- 主演ナウエル・ペレス・ビスカヤール