戦争が奪った子供たちの心。ロシアとチェチェン、三つの場所から見つめる魂のドキュメンタリー。
舞台は、泥沼化するチェチェン紛争下のロシアと周辺地域。物語は三つの部屋を巡る。一つ目は、未来の兵士を育成するロシアの軍事幼年学校。二つ目は、爆撃で廃墟と化したチェチェンの首都グロズヌイ。そして三つ目は、心に傷を負った孤児たちが暮らすイングーシ共和国の施設。憎しみの連鎖の中で、純粋な子供たちの瞳は何を映し出すのか。戦争の悲劇を静かに、しかし鋭く告発する衝撃作。
ネット上の声
- 関わった映画人の思いの強さに拍手を
- 母親と二人の娘の愛憎劇。現在をモノクロで、追憶をカラーで描いてます(この辺もどこ
- とある酒場で出会った少女に付きまとわれる女が、自身の少女時代を回想していく北欧フ
- サーカスで暮したり母親と3人で巡業したりの大変な生活で、双子の姉が心の病になって
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フィンランド
- 時間100分
- 監督ピルヨ・ホンカサロ
- 主演エリナ・フルメ