1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督も映画化した島崎藤村の名作「破戒」を、「東京リベンジャーズ」の間宮祥太朗主演で60年ぶりに映画化。亡くなった父から自身が被差別部落出身である出自を隠し通すよう強い戒めを受けていた瀬川丑松は、地元を離れてある小学校の教員として奉職する。教師としては生徒に慕われる丑松だったが、出自を隠していることに悩みを抱いている。下宿先の士族出身の女性・志保との恋に心を焦がす丑松だったが、やがて出自について周囲に疑念を抱かれるようになり、学校内での丑松の立場は危ういものになっていく。苦しみの中、丑松は被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎に傾倒していくが……。間宮が主人公の丑松役を演じるほか、志保役を石井杏奈、友人で同僚教師の銀之助役を矢本悠馬、猪子蓮太郎役を眞島秀和がそれぞれ演じる。監督は「発熱天使」の前田和男。
ネット上の声
- 出来れば市川崑監督版を観たいところだけれど、間宮祥太朗もイイとの噂を聞いて思い切
- 胸に迫るふたつの主題、美しい日本語、そして間宮祥太朗
- 作品名と著者を線で結ぶ問題に出て来る
- 猪子蓮太郎の誇りと自由な教師のドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督前田和男
- 主演間宮祥太朗