伝説の大女優マレーネ・ディートリッヒ、その姿を撮ることを拒否。声のみで綴られる、虚実が交錯する前代未聞のドキュメンタリー。
監督マクシミリアン・シェルが挑む、伝説の女優マレーネ・ディートリッヒのドキュメンタリー制作。しかし、パリのアパルトマンに隠遁生活を送る彼女は、カメラの前に立つことを断固として拒否。撮影は許可されず、記録されるのは彼女の「声」のみ。シェルは、アーカイブ映像と音声インタビューを巧みに組み合わせ、彼女の人生と伝説に迫ろうと試みる。だが、ディートリッヒは彼の質問を巧みにかわし、自らの神話をコントロールしようと抵抗。これは単なる伝記映画ではない。伝説の女優と監督との間で繰り広げられる、スリリングな言葉の応酬と心理戦の記録。
ネット上の声
- 過去を全否定して平然とする大女優。
- 戦争映画でちょくちょく見かけるマクシミリアン・シェルが、ドキュメンタリー映画を撮
- 自らのフィルモグラフィーからサイレント映画、そしてウーマンリヴ運動まで、ひっちゃ
ドキュメンタリー
- 製作年1984年
- 製作国ドイツ
- 時間95分
- 監督マクシミリアン・シェル
- 主演マレーネ・ディートリッヒ