全6作品。山本俊輔監督が制作した映画ランキング

バラエティ番組「アウト×デラックス」の出演メンバー「アウト軍団」の一員として視聴者に印象を残した、俳優の阿部真美子が主演を務めた人情コメディ。アラフィフで独身、ワーキングプアの女性が幸せを求めて奮闘する姿を描く。 51歳で独身の佐藤桜子は訪問介護サービスで働いてるが、生活は苦しい。多額の借金を作って蒸発した親に代わって妹の面倒を見てきたため、恋愛も遊びもできないまま、気が付いたらこの歳になっていた。さらに、容姿にも恵まれない桜子は、同僚の女性たちにバカにされていた。そんな彼女が、訪問先の富豪老人・田村の世話をしているうちに、田村が愛人に産ませた子だというイケメンの竜二と知り合い、竜二に一目ぼれするが……。 劇場公開された映画「カクトウ便 Vol.3 そして、世界の終わり」をはじめ、アクションやハードボイルド作品を得意とする山本俊輔監督がメガホンをとり、コメディ作品に挑戦した。脚本は「恋の豚」の鈴木愛。

東京・新宿。ある探偵(裏地圭)が、家出した大会社の重役の娘・麻耶(NAGI)を捜す依頼を受ける。しかし、この依頼により探偵は怪しげな争いへと足を踏み入れていく。一方、花田(仁也)と風間(斎藤嘉樹)は花田を借金漬けにした暴力団組長の寺光(真柴幸平)を殺害する計画を立てるが、風間が花田を止めようとしたことから二人の関係に亀裂が入る。

さすらいの女性僧侶ユキは、ひょんなことからアイドル志望の貧しい少女リコと出会う。ユキは知り合いのホームレスたちにリコを紹介するが、時を同じくして街には黄色いユニフォームを着たナゾの集団が出現。激しい抗争が勃発する。16ミリ長編作「殺し屋たちの挽歌」（2003）で米ロードアイランド国際ホラー映画祭観客賞を受賞し、「カクトウ便　そして、世界の終わり」（07）で劇場映画デビューを果たした山本俊輔監督が描く異色のガールズ・ソード・アクション。

東京の下町・柴又を舞台に、お騒がせキャラクターの主人公・毒蝮寅子が巻き起こす笑いを描く短編コメディ。「大阪カジノ」「最近、よく死んでます」などのインディーズ映画や舞台を中心に活動する俳優の橘さりが主演を務めた。 東京・葛飾の柴又。毒蝮寅子はあこがれの中学教師・まおたん先生とのデートにこぎつけるが、まおたん先生はデートの途中で突然気を失ってしまう。その場に現れたイケメン霊能者の間々瀬ショートによると、まおたん先生には呪いがかかっているといい……。 監督の山本俊輔が、橘さりがSNSで「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎のコスプレを披露しているのを目にし、そこから着想を得た作品。山本監督の長編作品「フリークスの雨傘」と同時上映。