荒涼とした近未来、太陽光線の下で生きられなくなった人類の姿を描いたSF映画。何度も現像を繰り返し、最終的にポジとネガを置き換えて色を飛ばした映像の質感が印象的。監督・脚本は、オーストリアのアンダーグラウンド・カルチャー出身の映像作家フロリアン・フリッカーで、彼の映画デビュー作。出演はオーストリアの俳優レイナー・エッガー、ドイツの舞台女優マリア・シュレイダー、バジリスク・サーカスでピエロを務めたこともある脚本家・映画監督のダニーレヴィ、旧ユーゴスラビア出身の映画監督ゴーラン・レビックなどヨーロッパ各地の映画人が参加。ジェラールメール国際ファンタスティカ映画祭新人監督賞受賞。連続上映レイトショー企画「ユーロ・ニューオーダーズ」第2弾として公開。
ネット上の声
- SFだけれどニューシネマのような、独特な作品
- 昔、俳優座あたりで見た
- 初期オンリー・ハーツ
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国オーストリア
- 時間83分
- 監督フロリアン・フリッカー
- 主演ゴーラン・レビック