クラシック音楽と奇想天外なアニメーションの融合。イタリアの鬼才が描く、生命の進化と文明への痛烈な風刺。
壮大なクラシック音楽に乗せて繰り広げられる、6つの短編アニメーション。ラヴェルの「ボレロ」が描くのは、生命の誕生から進化の果てにある自己破壊。ドビュッシーの「牧神の午後」では、老いたサテュロスの夢と現実が幻想的に交錯。ヴィヴァルディの「四季」では、一匹の猫が一年を通して大奮闘。ディズニーへのオマージュと皮肉を込めて、ブルーノ・ボゼット監督が紡ぐ、美しくも辛辣な映像詩。人間の愚かさをユーモラスに、そして鋭く描き出す傑作。
ネット上の声
- ◎フェリーニが案内する成人向け『ファンタジア』
- ①、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
- 300回記念レビュー 私の原体験映像です
- “パチモン”ファンタジア
アニメ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア
- 時間85分
- 監督ブルーノ・ボゼット
- 主演マウリツィオ・ニケッティ