舞台はパレルモ。ピナ・バウシュが描く、言葉を超えた肉体の詩。生と死、愛と絶望の断片的な風景。
ドイツの舞踊家ピナ・バウシュが、イタリアの都市パレルモをテーマに創造したダンス・シアター。明確な物語はない。男女のダンサーたちが舞台上を歩き、走り、語り、そして踊る。繰り返される日常の仕草、突如訪れる暴力的な衝動、そして束の間の安らぎ。言葉では表現しきれない人間の根源的な感情を、身体表現のみで描き出す。観る者の心に直接問いかける、官能的で痛切な映像詩。
ネット上の声
- シャンタル・アケルマンが5週間ピナを取材したドキュメンタリー、「One day
- ファスビンダー映画に出てくる気狂いモブたちのスピンオフ
- じっとみる映画ではない、動画に近い
- ピナ・バウシュ監督の最高傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ドイツ,フランス,イギリス
- 時間106分
- 監督ピナ・バウシュ
- 主演メチルド・グロスマン