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全2作品。キラ・ムラートワ監督が制作した映画ランキング

  1. 長い見送り
    • C
    • 3.54
    翻訳家の母とその息子の葛藤を通して、複雑な母と息子の関係、大人への目覚めに揺れる少年の心の動きを描き、家族・幸福・愛・孤独・老いといったテーマに迫った一編。旧ソ連ウクライナ出身でオデッサ劇映画スタジオ所属の女性監督キラ・ムラートワの第3作だが、成人向けという条件付きで上映が許可されたものの、結局そのままオクラ入りとなっていた。彼女は社会的弱者や人間の内面の矛盾をあるがままに余すところなく描くという姿勢を貫き通したために、ソ連時代は20年以上にわたって不遇な創作活動を強いられた。86年のペレストロイカ以降、それまで国内で黙殺されていた作品が海外でも日の目を見、本作も87年のロカルノ国際映画祭FIPRESSI賞を受賞するに至って、ムラートワの名は一躍、国際的な脚光を浴びることになった。脚本は女性作家ナターリヤ・リャザンツェワ、撮影は「金色の雲は宿った」のゲンナジー・カリューク、音楽はオレーグ・カラワイチューク。出演はボリショイ・ドラマ劇場のヴェテラン女優で映画初出演のジナイーダ・シャルコ、オデッサの中学生でやはり映画初出演のオレーグ・ウラディミルスキー、「7/6 ソビエトの一番長い日」のユーリー・カユーロフら。

    ネット上の声

    • ロシアのおかんも喧しいなあ~
    • 繋がらないカットを連続させて親子の関係性を意識させて、母を長回しで追って執着心を
    • 反復するカット、急な激しいパン、手元や関係のないインサート、明らかに音の大きい音
    • ついに非英語圏の映画も無理やり日本語字幕なしで観るようになってしまった
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1971年
    • 製作国ウクライナ
    • 時間95分
    • 監督キラ・ムラートワ
    • 主演オレグ・ウラジーミルスキー
  2. 灰色の石の中で
    • E
    孤独な判事の息子と、浮浪児の少年と病弱なその妹の魂の交流を通じて、人間の尊厳、自由と辛福への希求、不正への抗議をうたったジュブナイル調のヒューマン・ドラマ。1885年に発表されたロシアの人道主義作家ウラジミール・コロレンコの中編小説『悪い仲間』(岩波文庫『悪い仲間・マカールの夢』に所収)を映画化した、旧ソ連出身の女性監督キラ・ムラートワの第5作。ペレストロイカ以前は不遇な創作活動を強いられたムラートワが「他の作品に比べて、さらに不運だった」と述懐するように、監督に無断でカットされたため、監督名を出すことを拒否しペンネームを入れさせたという経緯がある。監督・脚本はムラートワ、撮影は、92年にサリー・ポッター監智の「オルランド」を手掛けたアレクセイ・ロジオーノフ。

    ネット上の声

    • あの人形はジュモー社製
    • 不思議な魅力
    • 序盤で意識が遠のいてそのままほとんど気を失っていたが廃墟と緑がかってジメジメとし
    • 館内がずっと蒸し暑くて、暑いなあクーラーつかないのかなあと苦しみながら寝落ちして
    • 製作年1983年
    • 製作国ロシア
    • 時間83分
    • 監督キラ・ムラートワ
    • 主演イーゴリ・シャラーポフ

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