高度経済成長の影、横浜・寿町。日雇い労働者たちの魂の叫びと、底知れぬ生命力を捉えた衝撃の記録。
1975年、横浜。日本最大の日雇い労働者の街、寿町。全国から集まった男たちが、その日暮らしの仕事と安酒に身を委ねる場所。カメラは、彼らの荒々しい日常、賭博、喧嘩、そして孤独に深く分け入る。しかし、そこにあるのは絶望だけではない。過酷な現実の中で交わされる束の間の友情、放たれる痛烈な社会批判、そして明日を生き抜こうとする人間の剥き出しのエネルギー。社会の底辺で響く、力強い「人間節」。
ネット上の声
- 小川紳介率いる小川プロダクション
- 初めの葬式や話し方のユーモラスな黒須さん、最後の強盗にあったおじさんなど、労働者
- 寿町は一度間違って入り込み、何とも言えない閉塞を感じて早く出ないと…と思ったこと
- 途中のナレーションで、物書きとかカメラを持った人はここによく来るけど自分達を使い
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督湯本希生
- 主演---