「仕立て屋の恋」「可愛いだけじゃダメかしら」などで知られるフランスの人気俳優ミシェル・ブランの監督・脚本・主演の三役をこなしたコメディ。俳優ミシェル・ブランが自分そっくりの偽者が起こした事件に巻き込まれるという設定で、映画界全般の知られざる深み、名声の裏側にある落とし穴、業界周辺の様々な事柄をエスプリ溢れる描写で綴りながら、ハリウッド映画に席巻されつつあるフランス映画界にエールを送っている。原案は「バルスーズ」「タキシード」の監督、ベルトラン・ブリエ。製作はパトリス・ルドゥ、撮影は「タンゴ」のエドゥアルド・セラ、音楽はルネ・マルク・ビニ、美術はカルロス・コンティが担当。共演は「欲望のあいまいな対象」「美しすぎて」のキャロル・ブーケ、「ニュー・シネマ・パラダイス」「魚のスープ」のフィリップ・ノワレ。シャルロット・ゲンズブール、マチルダ・メイ、ロマン・ポランスキーなど、19人もの映画人が実名で登場しているのも話題に。94年度カンヌ国際映画祭で脚本賞と技術賞(高等技術院会賞)を受賞。
ネット上の声
- 最後の落ちが理解出来ればより面白い
- 自分のそっくりさんに振り回される災難を描いた話。登場人物はみんな実名でドキュメン
- 「仕立て屋の恋」のミシェル・ブランがミシェル・ブラン本人を演じ、脚本&監督までつ
- 20年以上前、日本上映前に横浜のフランス映画祭で何の予備知識もなくたまたま観たの
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ミシェル・ブラン
- 主演ミシェル・ブラン