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「生きるべきか、死ぬべきか」父王の亡霊に復讐を誓ったデンマーク王子ハムレットの、狂気と苦悩に満ちた悲劇。
中世デンマーク、エルシノア城。若き王子ハムレットは、父王の急死と、叔父クローディアスが母ガートルードと早々に再婚したことに深く絶望していた。そんな彼の前に、父王の亡霊が出現。亡霊は、自らの死がクローディアスによる毒殺であったと告げ、復讐を命じる。父の死の真相を確かめるため、狂気を装い始めるハムレット。恋人オフィーリアを突き放し、疑念と孤独を深めていく。復讐の刃は、やがて王家全体を巻き込む血塗られた悲劇へと突き進む。
ネット上の声
- ロケーションがバチかっこいいけどハムレットにしては近代人じみた心内語多めでさすが
- シェークスピア映画を代表するソビエト映画の知られざる名画
- 兄王の登場はすごいオーラあって、不気味さある
- 夜風に繙く 幽霊マント
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連
- 時間150分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演インノケンティ・スモクトゥノフスキー
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シェークスピア悲劇「リア王」の本格映画化作品。監督・脚本は「ハムレット(1964)」のlグリゴーリ・コージンツェフ、撮影は、やはり「ハムレット(1964)」のヨナス・グリツィウス、美術はコージンツェフとの名コンビ、エフゲニー・エネイ、衣裳はシモン・ヴィルサラーゼ、音楽はディミトリ・ショスタコヴィッチ、演奏はレニングラード国立フィルハーモニー・オーケストラが各々担当。出演はエストニヤ民族共和国の舞台俳優のユーリー・ヤルヴェト、マヤコフスキー劇場の新進女優ワレンティナ・シェンドリコワ、「ハムレット(1964)」のエルザ・ラジン、「赤いテント」のドナタス・バニオニス、ガリーナ・ボルチェック、オレーグ・ダル、K・セブリスなど。日本版字幕は清水俊二。黒白、ワイドスコープ。
ネット上の声
- ロシアのシェークスピア劇の傑作です。
- 黒澤はこれ観て「乱」を製作!と思う・・・
- アテネフランセでグリゴーリ・コージンツェフの2作を上映するということで、レンタル
- これはもう道化ファン向けの...(笑)登場・退場・再登場のタイミングからして、あ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ソ連
- 時間136分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演ユーリ・ヤルヴェット
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十七世紀のスペイン作家ミゲル・デ・セルバンテスの長篇小説『ドン・キホーテ』の映画化。E・シュワルツが脚色し、「マキシム」三部作で知られるグリゴーリ・コージンツェフが監督した。撮影はアンドレイ・モスクヴィンとアッポリナリー・ドゥドコ(ロケ場面)、音楽はK・カラーエフ。主演は「イワン雷帝(1946)」で知られ、ソ連人民芸術家の称号をもつニコライ・チェルカーソフ、三十年間演劇、映画に活躍、これもソ連人民芸術家のユーリー・トルベーエフの二人。それにセルフィマ・ビルマン、L・カシャノワなどが助演する。ソホカラー、ソ連初のシネスコ版(キノスコープ)の一九五七年作品。
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国ソ連
- 時間102分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演ニコライ・チェルカーソフ
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ロシアの有名な外科医で、最初にエ-テル麻酔を臨床医学に役立て、ギプス石膏による骨折個所の固定手術をおこなった外科医ピロゴフの伝記映画。充実した作品でのちに「ハムレット(1964)」をつくったグリゴーリ・コージンツェフが監督、ディミトリ・ショスタコヴィッチが作曲。ピロゴフ役はカー・スコロボガートフ、ほかにニコライ・チェルカーソフらが出演。四七年スターリン賞二位。
- 製作年1947年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演コンスタンティン・スコロボガトフ