愛娘の顔を取り戻すため、狂気の天才外科医がパリの夜を彷徨う。美と醜、愛と狂気が交錯する、詩的で残酷なホラーの傑作。
舞台は1950年代のパリ郊外。高名な外科医ジェネシュ博士。彼は自らが起こした交通事故で、愛娘クリスチアヌの美しい顔を無残に破壊してしまった罪悪感に苛まれていた。娘の顔を取り戻すことだけが、彼の唯一の目的。博士は助手のルイーズと共謀し、夜な夜な若い女性を誘拐。生きたまま彼女たちの顔の皮膚を剥ぎ取り、クリスチアヌの顔に移植する禁断の手術を繰り返す。仮面の下で父の狂気を見つめる娘の絶望。繰り返される失敗と新たな犠牲者。果たして、歪んだ愛の果てに父娘を待つ運命とは。その衝撃的な結末。
ネット上の声
- ギレルモデルトロやペドロアルモドバルなどに影響を与えたフランスのホラー映画
- 白黒が不気味さを増幅しています
- モノクロならではの名作ホラー
- 荻昌弘さんなら言いそうだ…
ホラー
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間90分
- 監督ジョルジュ・フランジュ
- 主演ピエール・ブラッスール