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第20回PFFスカラシップによる商業デビュー作「家族X」(2011)を完成させた吉田光希監督が2008年に手がけた自主制作映画で、介護を題材に親子の関係を見つめるドラマ。本作がPFFアワード2008で審査員特別賞を受賞し、PFFスカラシップの権利を獲得した。36歳の謙一は、統合失調症を患い最近は認知症も進行している70歳の母・敏江と2人で暮らしている。敏江はいつしか終日を床の中で過ごすようになり、謙一は仕事と介護だけを繰り返す生活を続けていく。
ネット上の声
- わかりやすい即時性のあるエンタメ色が好まれる現代で、このような映画を作れる監督に
- 画面を通して自分の心の奥を覗いてるような不思議な感覚に陥ってヤヴァかった
- 統合失調症の母親の介護ドキュメンタリーって感じ!
- 当時にしてもちょっと古っぽく撮ってるのかな
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督吉田光希
- 主演坂本匡在
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「家族X」「症例X」「トーキョービッチ,アイラブユー」などで国内外から注目される新鋭・吉田光希監督が、もがき続ける人間の姿や誰もが抱く希望や葛藤、焦燥を描き、心の再生に迫った人間ドラマ。深夜の倉庫街で音楽作りをしているマサキとKのもとに、休職中の保育士アオイ、夫とすれ違いの日々を送る専業主婦のミチコ、歌うことの意義を失いかけているシンガーのアヤという3人の女性が、抑圧された日常から逃れるように集う。3人はマサキとKとの出会いによって、自分を解放していくのだが……。映画監督の山本政志がプロデュースする映画塾「シネマ☆インパクト」製作の長編映画で、第67回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に出品。
ネット上の声
- 嫌な感じの人がいっぱい
- 映画の質は高い
- 四人のそれぞれ満たされない日常から、あるきっかけでスタジオで衝突しながら音楽を作
- 様々な描写がなされていて、特に人間らしさを引き出す場面が凄く印象的で刺激がありま
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督吉田光希
- 主演池田良
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2008年ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞した吉田光希監督が、第20回PFFスカラシップにより撮り上げた商業デビュー作。東京郊外の新興住宅地に暮らす橋本家の妻・路子は、ごく普通の幸せを手にしたと信じていた。しかし失業の危機にある夫とは会話もなくなり、就職浪人の息子ともすれ違っていく。家族と食卓を囲むことがなくなっても、孤独に毎日食事を作る路子は次第にバランスを失っていき……。
ネット上の声
- 無関心だからといって
- 既に崩壊し形だけの父、母、息子の3人家族
- アル、腐リユクカゾクノフウケい
- 会社で肩身の狭い思いをしてるリストラ候補の父親、過食症を始め一番精神的に追い詰め
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督吉田光希
- 主演南果歩
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実験で放たれた動物を捜す男女が森の中で見つけたのは人間の男だった(『008』)。SNSで「いいね!」を押されたいがために、女はビルの隙間で暮らすようになる(『いいね!』)。東京で一人暮らしをする女が地元の男と再会。割り切った関係のはずが、次第に狂い始める(『籠の中』)。不倫中の風俗嬢の初江と義徳。義徳が借金の保証人になったことから妻に二人の関係がわかってしまい……(『トーキョービッチ,アイラブユー』)。
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉田光希
- 主演八椛裕