アンドレ・ポールヴァが製作した一九四六年セイア・フィルム作品で短篇映画監督から昇進したルイ・キュニイの第一回長篇映画である。原作はA・ド・ラコンブ夫人の短篇小説で、女流劇作家マルセル・モーレットが脚本を書き、一流劇作家ジャン・サルマンが台詞を書いている。主演者は「幻想交響楽」「最後の億万長者」のルネ・サン・シールで、「海の牙」のアンリ・ヴィダル、「聖バンサン」「巌窟王」のエーメ・クラリオン、ナタリー・ナッティエ、ドニーズ・グレーが助演する。撮影はサイレン時代からの古参レオンス・H・ビュレルで、装置は「ジブラルタルの鮫」のエーメ・バザン、音楽はマルク・ベルトミウが作曲しているが、ワルツだけはルネ・クロエレックが書いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ルイ・キュニイ
- 主演アンリ・ヴィダル