作曲家フランツ・シューベルトの生涯における最後の十年間を描いた音楽伝記映画。アージェ・スカルペッリ、グラウコ・ペレグリーニ、L・ベンヴェヌーテイ、リアナ・フェッリ、F・ピネリの五名による共同脚本をイタリアの新人監督グラウコ・ペレグリーニが演出した。撮影はマリオ・モントゥオーリでウィーン近郊にロケしている。音楽編成は「越境者」のカルロ・ルスティケリが担当しシューベルトを始めモーツァルト、ベートーヴェンなどの名曲をアレンジしている。主な出演者は、クロード・レーデュがシューベルトに扮する他「洪水の前」のマリナ・ヴラディ、「恐怖の逢びき」のルチア・ボゼー、「ナポリの饗宴」のパオロ・ストッパ、バリトン歌手ジーノ・ベーキ、「夏の嵐」のハインツ・モーグなど仏・伊両国スターが共演している。「越境者」のルイジ・ロヴェレ製作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間117分
- 監督グラウコ・ペレグリーニ
- 主演クロード・レデュ