「ユリシーズ(1954)」「テオドラ」「カルタゴの女奴隷」等の系列に属する、サイレント時代の「カビリア」以来伝統をもつイタリア史劇映画の一篇。十六世紀のイタリア詩人トルクアート・タッソの叙事詩“解放されたエルサレム”をもとに、アレッサンドロ・コンティネンツァが脚本を書き、戦前から史劇を手がけているカルロ・L・ブラガリアが監督した。第一次十字軍の聖地エルサレム奪還を描くスペクタクルである。撮影は「テオドラ」のロドルフォ・ロンバルディ、音楽はロベルト・ニコロージ。主演するのは「芽ばえ」のシルヴァ・コシナ、「水田地帯」「河の女」のリック・バッタリア、「カルタゴの女奴隷」のジャンナ・マリア・カナーレ、スペイン俳優で「暗黒街は俺のものだ」のフランシスコ・ラバル等。製作オッタヴィオ・ポッジ。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1957年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督カルロ・ルドヴィコ・ブラガリア
- 主演シルヴァ・コシナ