全7作品。中村英児監督が制作した映画ランキング

俳優で監督の中村英児が、吉野山や天川村、洞川温泉など奈良県の各地を舞台に、自分を見つめ直すことになる青年の不思議な旅を描いた青春恋愛ファンタジー。 老舗料亭の息子の清水蒼真は兄とともに店を切り盛りしていたが、兄の経営方針に反発して家を出て、いまはバイトを転々としながら自堕落な生活を送っている。そんな蒼真はある日、緒形初音という女性と知り合い、2人は次第に距離を縮めていく。そして初音から吉野に行こうと誘われ、導かれるように奈良の吉野山へと向かうことになった蒼真。初音とともに旅をするなかで次第に心を動かされた彼は、吉野の地で自分を見つめ直すことになるが……。 金峯山寺、金峯神社、吉水神社などの世界遺産エリアでも撮影を敢行。劇伴は全て二十五絃箏、薩摩琵琶、横笛などの和楽器で制作され、映画全体を通して「和」を感じられることをコンセプトとして作られた。

俳優としても活躍する中村英児がメガホンを取ったファンタジック・ドラマ。10代で華々しい作家デビューを果たしたものの、その後はスランプに陥って自殺未遂を繰りかえすようになってしまった鳴瀬航は、再起をはかるべく旅に出た末に、大学時代の友人が住む伊勢の小島を訪れる。しかし、島の住民たちは長年にわたって人魚のたたりにおびえながら暮らしていた。やがて、鳴瀬は自分を人魚だと言い張る少女・凪に出会う。

とある出来事をきっかけに田舎へ戻ってきた青年たちが、幼き日々を思い返す姿をノスタルジックに描く青春映画。監督は役者としても活躍する「BLANKY」の中村英児。

3人の現役俳優がメガホンをとり、それぞれ新宿、池袋、原宿、下町（戸越）を舞台に、東京に暮らす現代の若者像を描き出していく短編オムニバス。神社で引いたおみくじをきっかけに、日本一の歓楽街で掃除に励むキャバクラ店員を描く「新宿編」（中村英児監督）、若くして死ぬことを望む美容部員や売れない役者、包丁を持ち歩く若い警備員らの人間模様が交錯する群像劇「池袋編」（大野充監督）、100万円をなくしてしまったバンドマンと、そのお金を拾ったホームレスが織り成す青春劇「原宿編」（加藤隼平監督）、恋人の妊娠や寂れていく商店街に頭を悩ませる八百屋の息子の青年が、情熱的なサンバカーニバルに触発されてある決断を下す「下町編」（中村英児監督）の4編で構成される。