80年代香港、退屈を嫌う若者たちの刹那的な日常。虚無感と焦燥感が交錯する、危険で美しい青春の記録。
舞台は1980年代、英国から中国への返還を控えた香港。裕福な家庭に育ちながらも、虚無感を抱えて生きる青年ルイス(レスリー・チャン)。彼とその仲間たちは、目的もなく街をさまよい、刹那的な快楽に身を委ねる日々。そんな彼らの前に、日本から来た謎めいた女性トマトが現れる。彼女の存在は、退屈な日常に刺激をもたらすが、同時に危険な影も落とす。行き場のないエネルギーと未来への不安。若者たちの無軌道な青春が、やがて予期せぬ暴力と悲劇を呼び込む衝撃の結末。
ネット上の声
- ウォン・カーウァイの作品のあの色使いは、パトリック・タムから影響を受けていたのか
- ウォンカーウァイも多大な影響を受けた、香港ニューウェーブの記念碑的な作品だそうで
- 最初の香港の若者のの自由奔放な雰囲気がとても楽しめたが途中からよくわかんなくなっ
- 香港の街に生きる上流階級の若者と下町に住む若者、そんな別々の世界で暮らす四人が恋
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国香港
- 時間91分
- 監督パトリック・タム
- 主演レスリー・チャン