イスラエル占領下のパレスチナ人農夫。息子誕生を機に手にしたカメラが記録する、非暴力抵抗の5年間の軌跡。
パレスチナ自治区の小さな村ビリン。農夫のイマードは、四男ギブレールの誕生をきっかけに初めてカメラを手にする。目的は、息子の成長の記録。しかし、村のオリーブ畑を分断するイスラエルの分離壁建設が始まり、彼の日常は一変。カメラは、平和な暮らしを守ろうとする村人たちの非暴力の抵抗運動と、軍による容赦ない弾圧を記録する証言者となる。銃弾に倒れる友人、催涙ガスに泣き叫ぶ息子。カメラが壊されるたび、イマードは新たなカメラで撮影を続ける。5台の壊されたカメラが繋ぎ合わせる、ある家族と村の5年間にわたる闘争の記録。
ネット上の声
- 息子さんの成長記録と、村の抵抗の記録が重なっていくのが本当に胸に迫る。これは観るべきドキュメンタリー。
- 授業の課題で観たけど、衝撃的だった。現実を知るって大事。
- 5つのカメラが壊されても撮り続ける監督の執念がすごい。ただただ、平和を願うばかりです。
- パレスチナの日常、非日常。淡々と、でも力強く伝わってきた。
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国パレスチナ,イスラエル,フランス,オランダ
- 時間90分
- 監督イマード・ブルナート
- 主演---