ナレーションも台詞も一切なし。圧倒的な映像と音楽が描き出す、自然と文明の衝突、そして「バランスを失った世界」。
古代遺跡の壁画から、静かに物語は始まる。雄大な自然の風景。雲の流れ、大地の亀裂、静寂に満ちた世界。しかし、その調和は突如として破られる。爆破される岩山、そびえ立つ送電線、そして都市の出現。フィリップ・グラスのミニマルな音楽に乗せ、映像は加速していく。高速道路を流れる車の光、食品工場での大量生産、無表情で行き交う人々の群れ。そこにあるのは、人間が作り出した、狂気的でアンバランスな生命の姿。言葉を一切排し、映像と音楽だけで観る者の感覚に直接訴えかける、衝撃の映像詩。
ネット上の声
- 【”人類の誕生と進歩と文明の発展と破壊・・。”フィリップ・グラスのミニマルミュージックが延々と流れる中、一切ナレーション無しの映像が続く、癖になりそうな映像作品。】
- 実験的、前衛的、ホピ族の予言、浄化の日、人類への警鐘
- 疲れた日には神の目で地球を眺めたい
- あの頃、とんがってた私……。
ドキュメンタリー
- 製作年1982年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督ゴッドフリー・レジオ
- 主演---