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長らくの間、S・M・エイゼンシュティンと共作して作品を発表して来たG・V・アレクサンドロフが独立してからの第一回作品で、ジャズ・コメディーと銘打たれた映画。脚本、監督ともにアレクサンドロフの手になった。主役はソヴェートのジャズ界で評判のレオニード・ウチョーソフで、リュボーフイ・オルロワとM・P・ストレルロワの二人がこれを助けて重要な役を演ずるが、なおE・A・チャープキナ、F・N・クリヒンなども出演している。撮影はV・S・ニセリン、音楽はI・O・ドナェフスキー、の担任である。
ネット上の声
- 初監督作品、ソ初ミュージカルということもあって、個々のカットは強いが、カット間の
- オープニングのアニメからも欧米を意識している意図が見て取れ、チャップリンやマルク
- 34年という時代背景を考えるとあまりにもお気楽能天気なソ連映画で、郊外は荒れ果て
- アレクサンドロフ(エイゼンシュテイン映画の助監督などをつとめている)によるソ連初
- 製作年1934年
- 製作国ソ連
- 時間95分
- 監督グリゴリー・アレクサンドロフ
- 主演レオニード・ウチョーソフ
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チャールズ・チャップリン氏が「黄金狂時代」に続いて製作した喜劇で、例の通りにチャップリン氏自らがストーリーを立て、それを監督し、且つそれに主演している。相手役は新らしくチャップリン氏が見出したスターたるマーナ・ケネディ嬢で、その他「パリの女性」に出演したベティ・モリッシー嬢や、ハリー・クロッカー氏、アラン・ガルシア氏、ヘンリー・バーグマン氏などのチャップリン氏の一門が夫々に重要な役を受持って出演している。
ネット上の声
- 脅しや物で愛は買えない
- 貴重なクラシック映画を上映しているシネマヴェーラ渋谷をついに初体験✨
- 物語のつなぎとめ感が気になり、相変わらず縦右の薄い字幕も読みづらく所々諦めてしま
- 細かい内容はさておき、ロマンス、コメディ、ミュージカルという娯楽性と、幻想的な幸
ドキュメンタリー
- 製作年1936年
- 製作国ソ連
- 時間94分
- 監督グリゴリー・アレクサンドロフ
- 主演リュボーフィ・オルローワ
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コメディ
- 製作年1938年
- 製作国ソ連
- 時間105分
- 監督グリゴリー・アレクサンドロフ
- 主演---
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監督アレクサンドロフは「ストライキ」「戦艦ポチョムキン」「十月」「全線」等においてエイゼンシュテインの共同監督として著名であり、その作品には日本でも公開された音楽喜劇「陽気な連中」(一九三四)、「サーカス」「ウォルガ」(一九三八年)「明るい道」(一九四〇年)のほか、戦時中に「戦争映画集粹」「一家族」「潜水艦T9号」等を発表しており、戦後最初の作品たる「春」は一九四七年度ヴェニス国際映画コンクールで一等入選をした。撮影のエケリチークは日本でも公開された「イワン」のほか「シチヨルス」「ボグダン・フメリニッキイ」等のカメラマンとして著名である。一人二役で主演のリュボーフイ・オルロワは「陽気な連中」以後のアレクサンドロフ作品全部に主演しているソ連映画最大の人気女優の一人であり、相手役ニコライ・チェルカーソフはソ連人民俳優の称号をもち、エイゼンシュティンの「アレクサンドル・ネフスキー」および「イワン雷帝(1946)」に主演し、ペトロフの「ピヨートル一世」ではピヨートルの子アレクセイにふんし、そのメイク・アップ技巧は現在ソ連映画界における最高のものといわれている。なお、作曲者ドワナエフスキイは「陽気な連中」以来、アレクサンドロフ作品の作曲を担当しているソ連軽音楽界第一人者である。
- 製作年1947年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督グリゴリー・アレクサンドロフ
- 主演ニコライ・チェルカーソフ