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京都の老舗染織工房。失われた日本の伝統色を、植物の生命だけで蘇らせる染織家の、静かで美しい挑戦の記録。
舞台は京都に二百年続く染織工房「染司よしおか」。五代目当主・吉岡幸雄は、化学染料が主流の現代において、古来の植物染による日本の伝統色の再現に生涯を捧げる。工房の周りに咲く草花から色を抽出し、季節の移ろいと共に布を染め上げる日々。その手から生み出される、息をのむほどに美しい色彩の世界。自然の恵みと職人の技が織りなす、失われゆく文化の継承を追ったドキュメンタリー。
ネット上の声
- 自分が歳を重ねると共に一緒に歳を重ねてくれる服はありますか
- デザイナー
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督三宅流
- 主演---
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伝統と革新の狭間で舞い続ける孤高の能楽師、津村禮次郎。その魂の軌跡を追うドキュメンタリー。
700年の歴史を持つ日本の伝統芸能「能」。その世界で異端とされながらも、独自の表現を追求し続ける能楽師・津村禮次郎。本作は、彼の日常の稽古から、世界的振付家とのコラボレーション、海外でのワークショップまで、多岐にわたる活動に密着。伝統の継承者としての苦悩と、新たな表現を生み出す喜び。カメラは、彼の芸術の源泉と、その先に見据える未来を静かに映し出す。舞の中に込められた、言葉を超えたメッセージの探求。
ネット上の声
- 身体がめぐる旅、身体をめぐる旅。
- 身体がめぐる旅、身体をめぐる旅。
- 身体の息遣い
- 身体の息遣い
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督三宅流
- 主演津村禮次郎
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現代日本の国民病「がん」。その発症メカニズムと、食生活や生活習慣で実践できる予防法を徹底解説するドキュメンタリー。
日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が命を落とすと言われる「がん」。この国民病に対し、私たちは何を知り、どう備えるべきなのか。本作は、がんの発症メカニズムを最新の医学的知見から解き明かし、日々の食生活、運動、ストレス管理といった生活習慣の中に潜むリスクと予防の鍵を明らかにする。専門家へのインタビューや具体的なデータを通して、がんを「治す」のではなく「ならない」ための知識を提示。自分と大切な人の未来を守るために、今こそ知っておくべき情報がここにある。
ネット上の声
- がんと共存できる時代に
- 勉強になりました
- 自身も検診で「乳がんの疑いあり」と判定された経験を持つ若手女優が、「がん」に関わ
- 家族や周りの人たちががんになってしまったとき知っておきたいことを丁寧に教えてくれ
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督三宅流
- 主演鳴神綾香
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史上最年少で文部科学大臣奨励賞を受賞した22歳の能面師・新井達矢にカメラを向けたドキュメンタリー。ひとつの能面の製作過程から、その能面が公演で使用されるまでを追う。言葉による説明を一切排し、木の塊から面が削りだされて表情を帯びていく様子をひたすら見つめ続けることで、天才能面師として注目を集める新井の繊細な技をあますところなく記録していく。監督は、「蝕旋律」「白日」の三宅流。
ネット上の声
- 無駄なインタビューのない構成に好感
- 久方振りに寿司でもいこうかと山尾さんからお誘いがありまして、鳥渡遅れるので先に店
ドキュメンタリー
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督三宅流
- 主演新井達矢
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岩手県北上市の農村地域に古くから伝わる民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「鬼剣舞(おにけんばい)」に携わる人々や、地域住民の生活を1年間にわたり追い続けたドキュメンタリー。少子化により人口が減少し続けている地域で、庭元(家元)が踊った最後になるであろう舞の様子や、他界した剣舞の大師匠の葬儀で剣舞作法の念仏と祈りの舞が披露された様子など、貴重なシーンの数々が収められている。
ネット上の声
- 岩崎という農村地帯に古くから伝わる郷土芸能「鬼剣舞」を題材としたドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督三宅流
- 主演---
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重要無形文化財保持者である観世流能楽師・津村禮次郎が30年にわたって毎夏訪れつづける新潟県佐渡で、朱鷺を題材にした新作能を制作する過程を捉えたドキュメンタリー。佐渡の小学生たちから寄せられた詩をもとに謡を書き、世界的に知られる佐渡出身の太鼓パフォーマンス集団「鼓童」のメンバーや地元住民との交流を通して佐渡色ゆたかな作品が作りあげられていく様子を追う。監督は「面打 men-uchi」の三宅流。
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督三宅流
- 主演津村禮次郎