全8作品。ウー・マ監督が制作した映画ランキング

　強妻家のホイ刑事はいつも若くて美しい遊び好きの妻の世話を甲斐甲斐しく焼いている。愛する妻の男遊びに嫉妬を募らせる毎日だが、本人の前では何も言いだせない。

　吸血鬼に変貌した神父と、霊幻道士の闘いを描く爆笑ホラー。バチカンから戻ってきた神父のウーは、布教活動を開始。

『妖術秘伝　鬼打鬼』(1980) の大ヒットを受け、サモ・ハンが自らのプロダクションで製作、共同脚本、武術指導を手掛け、主演したホラー・アクション・コメディ＝『霊幻道士』元祖シリーズの第２弾。監督は本作にも出演している名脇役のウー・マ。『霊幻道士』シリーズで道士役を演じるラム・チェンインが、すでにその原点ともいうべき老道士を演じ、幽霊になってしまったサモ・ハン演じる主人公を助ける美しき許嫁を『誰かがあなたを愛してる』（1987）のチェリー・チェンが演じる。本作もヒットし第３弾『霊幻百鬼　人嚇鬼』(1984)が製作された。 霊幻道士である叔父に育てられた太っちょのデブ公は、親友ロイの不審な死に疑問を抱く。ロイは自分が死んだと見せかけて先祖の骨董を売りさばく計画を立てていたが、ロイに頼まれ妻を演じていたインは周囲には兄と偽っていた実の夫と共に遺産目当てでロイの殺害を実行する。幽霊となったロイの頼みで一晩だけ肉体を貸したデブ公は、ロイを殺した犯人たちへの復讐を果たす。だが、夜明けを過ぎてしまい、デブ公の魂は肉体に戻れなくなってしまう。デブ公を蘇らせるため、美しい許嫁のユンは、叔父の指導を受け、霊界の使者との対決に挑む…！

　腹黒い領主の息子を決闘の末、殺してしまった青年クーは故郷を離れ放浪の旅に出る。自ら拳を封じたクーだったが、町を我が物にしようともくろむ男の出現によって、再び立ち上がることになってしまう。