19世紀末の中国に生まれ、数奇な運命の果てにパリで客死した実在の女流画家、藩玉良(パン・ユィリャン)の生涯を描いた伝記映画。念願の企画であり、度重なる中断を経て、5年の歳月をかけて完成させた監督は、『当代人』(81)でデビュー以来、現代中国映画界を代表する女流監督の一人である黄蜀芹。製作(出品)人として「雲南物語」の杜又稜、エグゼクティヴ・プロデュサーに「紅いコーリャン」「紅夢」の監督である張芸謀が名を連ねている。撮影には、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した張芸謀監督の『活着』の呂楽と、監督とは気心が知れた夏力行が共同で当たった。主演は「さらば、わが愛 覇王別姫」の鞏俐と、「つきせぬ想い」の監督としても知られる爾冬陞。
- 製作年1992年
- 製作国中国,台湾
- 時間136分
- 監督ホァン・ショーチン
- 主演コン・リー