13分の短編映画。短いながらも切ないラスト。ショートストーリーの最高傑作との評価も。
1942年、ナチス政権下のドイツ。少年ハインリヒは、隣に住むユダヤ人の親友ダフィトが、ある日「おもちゃの国」へ旅立つと聞かされる。それは、過酷な真実から息子を守るための、ダフィトの母親がついた優しい嘘。しかし、ハインリヒはその言葉を信じ込み、ダフィトと一緒に行こうとする。ダフィト一家が連行される日の朝、ハインリヒの姿が消えた。息子が駅へ向かったと察した母マリアンネの、必死の捜索。
ネット上の声
- たった14分の短編なのに、とんでもなく濃密な時間だった。母親がついた『おもちゃの国』っていう嘘が、まさかあんな展開になるとは…。列車のシーンは本当に息が止まるかと思った。観終わったあとの余韻がすごい。
- 『縞模様のパジャマの少年』みたいな感じかと思ったら、ラストで裏切られた。こういう見せ方もあるのかと感心。短編の傑作だと思う。
- 重いテーマを短編で描くのは難しいよね。一瞬の判断がすごいとは思うけど、ちょっと展開が急すぎて感情移入しきれなかったかな。
- しんどいけど、観てよかった。
ホロコーストが舞台、 どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国ドイツ
- 時間13分
- 監督ヨヘン・アレクサンダー・フライダンク
- 主演---