1940年代後半から50年代にかけて、セーヌ左岸・パリ六区のサンジェルマン・デ・プレに集った芸術家たちの姿を描くドキュメンタリー。監督はジャック・バラティエ、撮影はエティエンヌ・ベッケルが担当。サルトルの“実存主儀”がもてはやされ、「カフェ・フロール」と「ドゥ・マゴ」を二大拠点に“アプレゲール”と呼ばれた虚無的な若い世代が夜中まで好き勝手なボヘミアン生活を謳歌していた時代を描くこの作品に顔をみせる主に登場人物は、ボリス・ヴィアン、ジャン・ポール・サルトル、ジャン・コクトー、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、ジュリエット・グレコ、アントナン・アルトー、ロジェ・ヴァディム、クロード・リュテール、セザールなどで、彼らによるアナーキーな文化の展開を綴ってゆく。
ネット上の声
- 40年代後半と60年代のサン=ジェルマンとが入り混じり、何が変わってしまい何が失
- 文化的で前衛的な昔(1946年)のサンジェルマンと商業化・都市化の進んだ当時(1
- 穏やかな時の流れに人々の叫びが
- 大学の授業で鑑賞しました
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督ジャック・バラティエ
- 主演ボリス・ヴィアン