1960年代にはじまった成田空港建設反対闘争を、当事者である成田市三里塚の人々の証言から描いたドキュメンタリー。小川紳介監督による三里塚シリーズ第1作「日本解放戦線 三里塚の夏」や土本典昭監督の「水俣シリーズ」を手がけたカメラマンの大津幸四郎と、映像作家・プロデューサーの代島治彦が共同で監督を務め、大津が撮影、代島が編集を担当。小川監督が残した三里塚についてのアーカイブ映像と大津が新たに撮りおろした映像、さらに写真家・北井一夫が三里塚をとらえた写真を交錯させながら、国家権力に抵抗した人々の生きざまと現在の思いを映しだす。自宅と田畑を強制収用された大木よねの「戦闘宣言」を女優の吉行和子が、22歳で自死した青年行動隊リーダー三ノ宮文男の遺書を俳優の井浦新が朗読する。
ネット上の声
- 昭和の百姓一揆の真実
- “市民”の”市民”による”市民”のための”市民運動”は規模が大きくなればなるほど
- "場"というものについて考え、その重たさにこめかみがギューッと締め付けられてしま
- 便利さは誰かの犠牲の上に成り立っているってことを覚えておかないといけないよな
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督大津幸四郎
- 主演---