インドの小さな村にやってきた移動サーカス団。非日常の興奮と現実の厳しさの狭間で揺れ動く、村人たちと芸人たちの人間模様。
1978年、南インド・ケーララ州の静かな村。川岸に、小さな移動サーカス団がテントを張る。綱渡り、猛獣使い、道化師。彼らが繰り広げる華やかなショーは、単調な日常を送る村人たちにとって、まさに夢のような出来事。子供たちは目を輝かせ、大人たちは一時現実を忘れる。しかし、その舞台裏では、芸人たちの過酷な練習、貧しい生活、そして人間関係の軋轢が存在。カメラは、熱狂する観客と、汗と涙にまみれる団員たちの姿を静かに捉える。サーカスが村を去る時、人々の心に残るものとは何か。夢と現実が交錯する数日間を切り取った、詩的な映像詩。
ネット上の声
- ヤギの曲芸はインドならでは!
- インドのとある村にサーカス団がやってくる話をドキュメンタリー調に描いた、踊らな
- ドキュメンタリータッチというか、一部あきらかにドキュメンタリーだと思われるが、フ
- 蓮實が当時年間ベストに入れてたので観たが確かに傑作
- 製作年1978年
- 製作国インド
- 時間130分
- 監督アラヴィンダン
- 主演ゴーピー