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「ひめゆり学徒隊」をはじめ、太平洋戦争時の沖縄で動員された女子学徒生の多くが命を散らしていった中、わずか3人の戦死者にとどまった「ふじ学徒隊」について記録したドキュメンタリー。1945年、旧那覇市の中央にあった積徳高等女学校の生徒25人が、ふじ学徒隊として野戦病院に勤務することになる。勤務中に1人が戦死したが、残った24人は6月26日、解散命令を受ける。命令を下した隊長は「必ず生きて親許へ帰れ」と言い残して自決。恐ろしい死の恐怖にさらされ続けながらも生き残った人々が、当時を回顧しながら語る証言をもとに、生きる道の意味を探っていく。
ネット上の声
- 1945年の沖縄戦
- 女子学徒隊のほとんどが死への道を歩かざるを得なかったのに、せきとく女学校の生徒は
- 沖縄戦での女子学徒隊の証言を集めた作品です
- アップリンクでの追加上映について
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督野村岳也
- 主演---
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沖縄本島の南東5キロに浮かぶ久高島に伝わり、12年に一度だけ行われていた祭祀「イザイホウ」の記録フィルム。琉球の始祖アマミキヨが最初に降り立った地として知られ、いまだ島の多くが聖域として残されている久高島の祭祀イザイホウは、12年に一度の午年(うまどし)、30歳から41歳の島に生きる女性によって行われる神事として受け継がれてきた。しかし、後継者不足のため1978年を最後に近年は中止が続いている。本作には78年の一回り前、66年に行われたイザイホウの模様が収められ、時代の波にも形骸化されず、厳粛な神事として行われ続けていたイザイホウの貴重な映像を見ることができる。
ネット上の声
- 消えゆく運命(さだめ)。
- 消えゆく運命(さだめ)。
- イザイホーは、沖縄旅行でふらふらと思いつきで上陸した島に立て看板とその跡があった
- あの時代にあって強い自然崇拝や神女ましてや風葬がなされていたことは意識の根幹が全
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督野村岳也
- 主演---
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三山統一後の琉球王国最初の都といわれる浦添に、1261年に築かれたといわれる王陵・浦添ようどれ。太平洋戦争後の復元・発掘調査で明るみになったさまざまな歴史的事実を通して、琉球王国三山てい立のグシク時代から第二尚王統の時代、薩摩藩の琉球入りで江戸幕府の体制に組みこまれたことによる琉球王国の実質的な滅亡までを追想するドキュメンタリー。
沖縄、 ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村岳也
- 主演---