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「太陽の季節」「狂った果実(1956)」に続く“太陽の季節シリーズ”の第三篇。今回はその女性版である。岩橋邦枝の原作“逆光線”“熱帯樹”から「しあわせはどこに」の池田一朗が脚色、「太陽の季節」の古川卓巳が監督した。撮影担当は「志津野一平 謎の金塊」の姫田真佐久。主な出演者は「狂った果実(1956)」の北原三枝、「おんな船頭唄」の安井昌二、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の青山恭二、木室郁子、「しあわせはどこに」の二本柳寛、ほかに渡辺美佐子、香月美奈子、泉桂子の新人群、信欣三、高野由美のベテランなど。
ネット上の声
- 60年前の肉食系女子大生!
- 獣のように暴れまわる『女体』の浅丘ルリ子、利発冷静だが優しい普通の女子学生である
- 自分があまりにもモトコすぎるし、レイコ程奔放に生きることは出来ないし、自分を持つ
- 北原三枝演じる主人公は、犬と一緒に走るシーンや水泳に興じるシーンで表されているよ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演北原三枝
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大藪春彦の同名小説を「男の紋章 風雲双つ竜」の甲斐久尊が脚色、「俺は地獄の部隊長」の古川卓巳が監督したアクション・ドラマ。撮影は「学園広場」の伊佐山三郎。
ネット上の声
- みんな死んじゃいましたとさ・・・。
- 大金がからむと人は残酷になれる?
- 計画まではハードボイルド調
- あまりに何かを思い起こさせる徹底的なハードボイルドぶりに笑ってしまいそうになった
アクション
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督古川卓巳
- 主演宍戸錠
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藤原審爾の原作を「たそがれの東京タワー」の星川清司が脚色したもので、ワイラーの「必死の逃亡者」に似た設定のアクションドラマ。「獣のいる街」の古川卓巳が監督し「青い国道」の松橋梅夫が撮影した。
ネット上の声
- アマプラで鑑賞したがセリフの音質が悪くよく聴き取れない部分が多々あるのに閉口
- 会話聞き取りづらいし古いノイズ音もあったけど緊迫したホテル内の空気よかった
- 高額報酬に釣られ運転手を引き受けた青年が思いもよらない犯罪に加担する事に
- シネマヴェーラ渋谷で観賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演長門裕之
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別冊文芸春秋に連載された九味康祐の原作を、松浦健郎が脚色し、「九人の死刑囚」の古川卓巳が監督した異色作。撮影は「誘惑(1957)」の山崎善弘の担当。主演は「十代の罠」の長門博之、「心と肉体の旅」の南田洋子、「燃える肉体」の白木マリ、助演陣には「フランキー・ブーチャンの殴り込み落下傘部隊」の河野秋武、「花嫁のおのろけ」の日守新一、「鷲と鷹」の二本柳寛、他に高原駿雄、近藤宏、植村謙二郎、西村晃などのベテラン陣が助演している。
ネット上の声
- 探偵モノなのかな?と思ったが違ってた😅
- 1950年代の神戸は麻薬密輸の巣
- 阪神大震災以前は東洋最大の貿易港だった神戸の妖しげだが魅惑的な街を堪能出来る古川
- 麻薬組織と対決するとかではなくて、ヒロポン中毒者うごめく下層社会の生々しさを背景
アクション
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演長門裕之
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城戸礼の原案から、「飛びっちょ勘太郎」の高岩肇と、古川卓巳が脚色し、「海は狂っている」の古川卓巳が監督したアクション・ドラマ。撮影は「風のある道」の伊佐山三郎。
ネット上の声
- 力加減もわかってなくて危ないバイトの見分けもつかなくて暴力の封印も部活の参加も言
- タイトルからして赤木圭一郎の主演作ではあるものの、まだ主演スターとして頼りない感
- 日活きってのビジュアル強めの俳優を揃えただけあり、白黒効果も相まって、ストーリー
- 赤城圭一郎の眼光鋭い運動神経の良いアクションと、古川卓巳監督のセンスの良さと感性
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演葉山良二
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雑誌『小説倶楽部』所載の白石五郎の小説を原作者自ら監督の古川卓巳(「七つボタン」の監督者)と共同脚色した。撮影は「志津野一平 愛欲と銃弾」の中尾利太郎。主なる出演者は「母なき子」の三橋達也、南田洋子、「月がとっても青いから」の明美京子、殿山黍司、「未成年」の日高澄子、「人生とんぼ返り(1955)」の水島道太郎など。
ネット上の声
- 三橋さん、主演なはずなのに出てこんなーって思ってたら、10分くらい経ってから現れ
- 非情な香港マフィア(実は…?)を演じる三橋達也
- モノクロ、スタンダード、55年、古川卓巳監督
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演三橋達也
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昭和十九年、沖縄に兵隊が続々送りこまれるなか、国民学校の児童たちは集団疎開としてツシマ丸で那覇から出港した。しかし船は魚雷攻撃で沈没してしまう。そして翌年米軍がついに本土上陸する。凄絶な砲火を浴びながら敢然と闘った沖縄の人々の姿をセミ・ドキュメンタリーに描く。
ネット上の声
- 民間人は防空壕から出て行きなさい…
- 沖縄戦と言えば「ひめゆりの塔」に決め打ち感があるが、内地疎開した者、北方に離散し
- 『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』と現代の明るい沖縄の映画を続けて観た後なの
- 戦時中、食糧不足で、芋をふかさずそのまま食べるのもご馳走だと思っていた人々を見る
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督古川卓巳
- 主演左幸子
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城戸礼原作を佐々木健が脚色、「青い街の狼」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影は「抜き射ち三四郎」の峰重義。
ネット上の声
- 権力者が支配する街へ流れ者ジョーがやってきて、非協力的な町民を尻目に一人で情勢を
- ただ風景が気に入ったからという理由だけで街に流れ着いてくるジョー
- 古川卓己監督、宍戸錠主演のコミカルなアクション映画
- 宍戸錠主演のコミカルなアクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演宍戸錠
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紙屋五平原作を「波止場の賭博師」の山崎巌と佐藤道雄が共同で脚色、「海の鷹」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影はコンビの伊佐山三郎。
ネット上の声
- 『独立愚連隊』がやりたいなら、小林旭や和田浩治より宍戸錠や郷鍈治のが良かったので
- 日活版『独立愚連隊』という声が多く上がっているが、概ねそういう認識でいいと思う
- サム・ペキンパーみたいな日活アクション小林旭主演映画があったのか
- GHQの影響でなかなか戦争映画の娯楽作は生まれなかった
戦争、 アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督古川卓巳
- 主演小林旭
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山村正夫の原作を「都会の空の非常線」の小川英が脚色。「兇悪の波止場」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影は「峠を渡る若い風」の伊佐山三郎。
ネット上の声
- クールで孤独な二谷 英明が渋い
- この映画の最大の見どころは安部徹と二本柳寛との対決
- 昨年亡くなった古川卓巳、追悼特集やるのならぜひかけてもらいたいニッポンノワールの
- ハードボイルドな二谷英明のハードボイルドじゃない歌唱がOPとEDに冴えわたる潜入
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演二谷英明
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高久進の原作を「湖畔の人」の秋元隆太が脚色、「野獣の門」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影もコンビの伊佐山三郎。
ネット上の声
- 裕次郎を二谷英明、錠を郷鍈治に置き換え、浅丘ルリ子がヒロインの古川卓巳監督の平凡
- フランス映画のような音楽、くすんだ色味の映像で、60年代後半〜70年代っぽい雰囲
- 暴力組織の内紛を抱える地方都市に、二人の用心棒が売り込みに現れる
- 二谷英明がケンジじゃないなら、
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督古川卓巳
- 主演二谷英明
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山村正夫の原作を「さすらい」の小川英が脚色、「姿なき追跡者」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影もコンビの伊佐山三郎。
ネット上の声
- 日活でカラー!そして芦川いづみもカラーで観れる😆
- お話がこみいりすぎてて全くついて行けないが、マフィアの怖い人たちがカメラを爆弾の
- 冒頭いきなり羽田空港発大阪行きの旅客機が空中爆発するという衝撃シーンから始まるの
- 麻薬密売の潜入捜査を行う刑事と密売組織の対決を描いた、山村正夫の小説を原作とする
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督古川卓巳
- 主演二谷英明
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「二宮尊徳の少年時代」の片岡薫と「狂った関係」の共同脚色者の一人、佐治乾の合作オリジナル・シナリオを「反逆者」の古川卓巳が監督、「フランキーの宇宙人」の中尾利太郎が撮影した社会ドラマ。主演は「高校四年」の小林旭、「誘惑(1957)」の左幸子。山岡久乃、金子信雄、高田敏江、北林谷栄などか助演する。
ネット上の声
- 各死刑囚を紹介する序盤は行儀が良くてまるで教育映画のようだけど脱獄を企てる中盤か
- 今回のシネマヴェーラの特集で古川卓巳監督作品を何本か見たけれど、どれもよくも悪く
- 死刑囚・小林旭が何をしたのかは徐々に明らかになるが、他の死刑囚についてはその歴等
- シネマヴェーラにて
サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督古川卓巳
- 主演小林旭
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ネット上の声
- ドラマのメリハリは欠くが飛行機にさえ乗れず虚しく散ってゆく予科練少年兵の日々を丹
- 軍事教練を題材にした映画には、戦前だとプロパガンダで、戦後は反戦というテーマが付
- この監督らしい生真面目な戦争映画で面白くはないが、三國連太郎が早くも芸風を確立
- 古川卓巳監督の名作「人間魚雷出撃す」に繋がる海軍予科練を描いた佳作
青春、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督古川卓巳
- 主演長門裕之
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「銀座の旅笠」の甲斐久尊のオリジナル・シナリオを、「銃弾の嵐」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影は「渡り鳥故郷へ帰る」の伊佐山三郎。
ネット上の声
- ボクシングのトレーナー小林旭は、自分の預かり知らぬところで仕組まれた八百長試合の
- ボクシングのトレーナー、アキラが、育てていたボクサーとその婚約者が殺されたことか
- こっそりマイナーチェンジしているアキラ映画だが、いつものボス役ネコさん(金子信雄
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督古川卓巳
- 主演小林旭
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「東京アンタッチャブル」の長谷川公之と「機動捜査班 群狼の街」の宮田達男が共同で脚本を執筆、「望郷の海」の古川卓巳が監督したアクションもの。撮影はコンビの伊佐山三郎。
ネット上の声
- 半年以上のブランクを経て、しれっと出戻るにあたって、やっぱりここは日活だろうと
- 〖1960年代映画:アクション:日活〗
- 「いい男」がたくさん出てきたな!
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督古川卓巳
- 主演高橋英樹
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元艦長橋本以行、元軍医長斎藤寛、元回天搭乗員横田実らの手記を基にして「沖繩の民」の古川卓巳が脚本・監督した戦記物。撮影は「愛は降る星のかなたに」の横山実。主な出演者は、「月蝕」の石原裕次郎、「沖繩の民」の左幸子、長門裕之、「乳母車」の芦川いづみ、「泣け、日本国民 最後の戦闘機」の葉山良二、「夏の嵐」の津川雅彦、「愛は降る星のかなたに」の森雅之、「隣の嫁」の三島耕、他に二本柳寛、内藤武敏など。
ネット上の声
- 米巡洋艦インディアナポリスを撃沈した、イ58の乗組員の行動や会話の映画
- 肩の力を抜いて観る娯楽映画でした。
- 真夏のオリオンの原作と同じ題材
- 潜水艦内のセットが見事
アクション
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督古川卓巳
- 主演石原裕次郎
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若い世代の異常な生態を描き反響を呼んだ石原慎太郎の同名の原作(芥川賞受賞)の映画化。「顔役 (ボス)」の古川卓巳が脚色・監督し、「ただひとりの人」(二部作)の伊佐山三郎が撮影を担当した。主な出演者は「愛情」の長門裕之と坪内美詠子、「姉さんのお嫁入り」の三島耕、「東京バカ踊り」の南田洋子、「黒帯有情 花と嵐」の東谷暎子、他に河上敬子、中原早苗など。
ネット上の声
- 【お互いに想い合っているのに、正直になれない男女間に起こった悲劇。今作は”石原裕次郎、衝撃のデビュー作”と言われているが、端役であり、殆ど出て来ません・・。】
- 〝青春貴族〟を無軌道に謳歌する湘南の不良富裕層の性やモラルをセンセーショナルに描
- 太陽族と呼ばれた当時のセレブな若者の生態を描いた話だったんですね。...
- 石原慎太郎が芥川賞を受賞した問題作『太陽の季節』の映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督古川卓巳
- 主演長門裕之
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石原慎太郎が川地民夫をモデルに描いたという「ヨットと少年」の映画化。原作者自身と古川卓巳が脚色、「逃亡者(1959)」の古川卓巳が監督した。撮影は「二連銃の鉄」の岩佐一泉。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督古川卓巳
- 主演川地民夫
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橘外男の自叙伝“私は前科者である”の映画化。脚色は、「街燈」の八木保太郎と古川卓巳の共同、「人間魚雷出撃す」の古川卓巳が監督、「乳母車」の伊佐山三郎が撮影を担当。主な出演者は「最後の突撃」の安井昌二、「女子寮祭」の高田敏江、「孤独の人」の清水将夫、安部徹、他に西村晃、殿山泰司など。主役の一人にカーター将軍の令嬢リンダ・カーターが特別出演している。
ネット上の声
- 小林重四郎(蕎麦屋)織田政雄(職安的なとこの職員)安部徹(仕事場の先輩)がいれば
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演安井昌二
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「俺の拳銃は素早い」に続く浅田健三の製作で、新人古川卓巳が第一回作品として監督に当る。脚本は古川卓巳自らと「わたしの凡てを」の浅野辰雄が共同執筆。撮影は「からたちの花」の中尾利太郎。主なる出演者は「警察日記」の三國連太郎、「次郎長外伝 秋葉の火祭り」の河津清三郎、「女人の館」の山本和子、「湯の町椿」の長谷川菊子など。
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演河津清三郎
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浅野辰雄・古川卓巳の共同脚本を、「俺は欺されない」の古川卓巳が監督したもので、白バイ警官を描いたアクションもの。撮影は「事件記者 狙われた十代」の松橋梅夫。
アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演小高雄二
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五味康祐の『両面で待つな』を映画化したサスペンス・ドラマで、「飛びっちょ勘太郎」の高岩肇が脚色し、「大学の暴れん坊」の古川卓巳が監督した。撮影も「大学の暴れん坊」の伊佐山三郎。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演小高雄二
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川内康範の原作を、原作者自身と大野康豊が脚色し、「借りは返すぜ」の古川卓巳が監督したアクション・ドラマ。撮影は「英雄候補生」の峰重義。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演葉山良二
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藤原審爾の原作を、「明日は明日の風が吹く」の松浦健郎をはじめ、石井喜一、松原佳成の三人が脚色、「麻薬3号」の古河卓巳が監督、松橋梅夫が撮影したアクション・ドラマ。主演は「暗黒街の美女」の水島道太郎、「霧の中の男」の左幸子、「羽田発7時50分」の白木マリ、岡田眞澄。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演水島道太郎