30年連れ添った老農夫と老いぼれた牛。言葉を超えた絆で結ばれた、命の輝きを映す感動のドキュメンタリー。
韓国ののどかな田舎町。足が悪く、牛がいなければ野良仕事もままならない80歳の老農夫。彼のかたわらには、家族同然に30年以上も働いてきた40歳の老牛。機械化が進む現代において、昔ながらの農法を続ける一人と一頭の静かな日常。しかし、獣医から告げられた牛の余命はあと1年。老農夫は牛への感謝を胸に、最後の時まで共に働き続けることを選択。移ろいゆく季節の中、黙々と畑を耕す姿。それは、長年にわたり築き上げられた深い愛情と信頼の証。やがて訪れる、静かで厳粛な別れの時。
ネット上の声
- 鈴の音が、しずかに、やさしく、とけこんでゆく
- 鈴の音が、しずかに、やさしく、とけてゆく
- 「音」から感じる「生」の美しさ &ぼやき
- 牛と老夫婦の静なる営みから湧き出るもの
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間78分
- 監督イ・チュンニョル
- 主演---