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第2次世界大戦後、いわれのない罪によって逮捕され、ソ連の強制収容所に放り込まれた日本人・阿彦哲郎の物語を、カザフスタンと日本の合作で描いた歴史映画。
第2次世界大戦後、戦争捕虜としてシベリアとモンゴルに57万5000人が抑留され、さらに樺太などの地域に残った民間人がいわれのない罪でソ連当局に逮捕された。その中、カザフスタンには日本政府が把握していただけで約20人が送られ、ソ連崩壊までに生き残ったのはわずか4人だった。その4人のうちの1人である阿彦哲郎が「日本に帰って家族に会いたい」という思いだけを胸に、辛苦の時間を生き抜き、収容所から釈放されるまでが描かれる。
阿彦役を今作が映画初主演となる、キックボクサーで「KNOCKOUT RED」フェザー級王者の小笠原瑛作が演じる。監督は「ウイグルからきた少年」の佐野伸寿。
ネット上の声
- 歴史上にこんな過酷な運命を生きてきた日本人がいたことを、恥ずかしな...
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国カザフスタン,日本
- 時間112分
- 監督佐野伸寿
- 主演小笠原瑛作
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現役自衛官の佐野伸寿がカザフスタンやイラクでの滞在経験をもとに、中央アジアの現状とそこで生活する人々を描いた意欲作。中国の新疆ウイグル自治区からカザフスタンへと逃げてきた少年アユブは、カザフの少年カエサル、ロシアの少女マーシャと兄弟のように廃屋で暮らしていた。そんなある日、アユブは「良い話がある」と持ちかけてきた廃屋の管理人ブラートに騙され、自爆攻撃者に仕立て上げられてしまう。
ネット上の声
- 期待はずれ
- 新疆ウイグル自治区からカザフスタンのアルマトイに逃げてきたウイグル人の少年
- 美しく切ない映画
- 今でもどこかの国でこのように子供達が生活しているのかと思うと、考えさせられる映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督佐野伸寿
- 主演---
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第2次世界大戦の終結後、戦争捕虜としていわれのない罪でソ連当局に逮捕され、カザフスタンへと送られた日本人のなかで、ソ連崩壊までに生き残った4人のうちの1人である三浦正雄の子ども時代を描いたドラマ。
終戦直後、北海道に疎開していた14歳の三浦正雄は家族を捜すために向かった樺太でソ連当局に逮捕される。日本から8000キロ離れたカザフスタンに流刑となった三浦は、53年もの間をカザフで過ごし、後年、現地の自然保護官としても活躍した。過酷な運命に傷つきながらも、世界でも珍しい淡水と塩水の性質を持つバルハシ湖・イリ河流域で大自然と人びとのやさしさに心癒やされながら生き抜いた三浦の少年時代を描いていく。
「馬を放つ」などで知られるアクタン・アリム・クバト、カンヌ主演女優賞受賞のサマル・イスリャモバら中央アジアの映画人が顔をそろえる。監督は「ウイグルからきた少年」の佐野伸寿。
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国カザフスタン,日本,キルギス
- 時間110分
- 監督佐野伸寿
- 主演アクタン・アリム・クバト