第二次世界大戦終結後、故郷を失ったユダヤ人たち。彼らが約束の地イスラエルを目指した、苦難と希望の道のりを描く歴史ドキュメンタリー。
1945年、ナチスの強制収容所から解放された数十万人のユダヤ人たち。しかし、彼らを待っていたのは、帰るべき故郷も家族も失った過酷な現実だった。ヨーロッパ各地に設置された難民キャンプでの絶望的な生活。そんな中、彼らの心に灯った一つの希望、それはパレスチナの地に自分たちの国家を建設すること。本作は、ホロコーストを生き延びた人々の貴重な証言と記録映像を基に、イスラエル建国に至るまでの苦難の道のりを克明に描き出す。国際社会の思惑、アラブ諸国との対立。様々な困難に直面しながらも、故郷を求める彼らの強い意志が、歴史を大きく動かしていく。
ネット上の声
- シオニズムの側面から見たホロコースト後のユダヤ人を描いた作品
- 【第70回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞】
- "彼らに帰る故郷が出来たことは、奇跡だった"
ドキュメンタリー
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督マーク・ジョナサン・ハリス
- 主演エドワード・アズナー