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1960年代のパリ。孤独なユダヤ人少年と、イスラム教徒の老店主が織りなす、世代と文化を超えた魂の交流の物語。
舞台は1960年代のパリ、ユダヤ人街。13歳の少年モモは、父親に育児放棄され、愛に飢えた孤独な日々を送っていた。彼の唯一の話し相手は、通りの向かいにある食料品店の店主、イブラヒムおじさん。イスラム教徒であるイブラヒムは、万引きを繰り返すモモを咎めることなく、いつも笑顔で迎え入れ、人生の知恵を授けていく。やがて二人の間には、親子のような、親友のような、固い絆が芽生える。宗教や文化の違いを乗り越えた友情が、少年の心を少しずつ溶かしていく感動の物語。
ネット上の声
- 人生が楽しく幸せになる秘訣があるのだよ
- イブラヒムの交通事故死に関して
- イブラヒムおじさんに会いたい!!
- 愛は人種・宗教を超えたか?
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演オマー・シャリフ
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狂牛病に揺れるフランスの農家。崩壊する家族と伝統の中で、青年が探し求める「本当の人生」とは。
フランスの片田舎で、祖父の代から続く農場を営む一家。青年ニコラは、愛する家族とこの土地で生きることに誇りを持っていた。しかし、猛威を振るう狂牛病、増え続ける借金、そして病に倒れる祖父。時代の荒波は、彼らのささやかな日常を容赦なく飲み込んでいく。父は苛立ち、母は疲れ果て、家族の絆は崩壊寸前。伝統と現実の狭間で、ニコラは自らの生き方、そして「うつくしい人生」とは何かを問い直す決断。
ネット上の声
- 似た境遇の人っているんだなあ。
- 地に足つけて生きるということ
- 南仏牧畜農家の青年が
- 山の上に住む彼女へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演エリック・カラヴァカ
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「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」のフランソワ・デュペイロン監督が、母親から特殊能力を受け継いだ冴えない中年男性を主人公に描いたヒューマンドラマ。トレーラーで暮らす太り気味の中年男性フレディは、亡き母から人を癒やす不思議な力を受け継いでしまう。自分の人生さえ思い通りにならないフレディにはそれどころではなかったが、彼の元には癒やしを求める人々が次々とやって来て……。2013年・第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間124分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演グレゴリー・ガドゥボワ
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冬の夜、郊外の高速道路で出会ったある男女の心の動きを描く心理ドラマ。製作はルネ・クレトマン、監督・脚本は本作品が長篇第一作になるフランソワ・デュペイロン、共同脚本はドミニク・ファイス、撮影はシャルリー・ヴァン・ダムが担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデューほか。
ネット上の声
- 深夜のハイウェイで夫にいきなり捨てられるドヌーブさんと、サービスエリアで故障した
- フランソワ・デュペイロンの初監督作品のようだが、履歴がよくわからん人だ
- いまは無くなってしまったミニシアターで鑑賞
- 夜のシーンが暗すぎてみえない
- 製作年1988年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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自ら開発した装置で、殺人鬼と脳を交換した科学者を襲う恐怖を描くサイコ・スリラー。ジャン・ルイ賞、仏推理小説大賞、グーテンベルグ・サスペンス大賞を受賞したルネ・ベネットの『わが体内の殺人者』(邦訳・ハヤカワ文庫)を「夜のめぐり逢い」のフランソワ・デュペロンの監督・脚本で映画化。製作はルネ・クレトマン、撮影は「ベロニカ・フォスのあこがれ」などライナー・W・ファスビンダー作品で知られるディートリッヒ・ローマンが担当。主演は「エリザ」のジェラール・ドパルデュー。共演は「ゴダールの探偵」のナタリー・バイ、フランス演劇界で活躍するディディエ・ブルドンほか。
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間96分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演ジェラール・ドパルデュー