憎しみの連鎖が続く地で、敵味方の区別なく幼い命を救い続ける一人のイスラエル人医師の記録。
イスラエルとパレスチナ、終わりの見えない紛争が続く地。イスラエルの病院で働く小児心臓外科医シュロミー・エルダールは、国籍や宗教を問わず、パレスチナ自治区から運ばれてくる重い心臓病の子供たちの命を救い続けていた。カメラは、軍の検問所を越え、危険を冒して病院に辿り着く家族と、彼らを迎え入れる医療チームの姿を追う。そこにあるのは「敵」や「味方」という境界線ではなく、ただ一つの命を救おうとする純粋な使命感。憎しみ合う社会の中で育まれる、医師と患者家族との間に芽生える人間的な絆。このドキュメンタリーは、絶望的な状況下でも失われない希望と良心の存在を静かに、しかし力強く問いかける。
ネット上の声
- 争いは話し合いで解決できるのか?
- 命に価値などはなく、尊くもない。
- 綺麗事が世界を救うときがくる。
- あそこの現状を知る視点として
難病、 医師、 実話、 ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ,イスラエル
- 時間90分
- 監督シュロミー・エルダール
- 主演---