全6作品。西山洋市監督が制作した映画ランキング

日本映画界を代表する監督と新人監督たちが競作する「映画番長」シリーズの第3弾「ホラー番長」の1作で、「完全なる飼育　愛の40日」の西山洋市監督が「極道恐怖大劇場　牛頭」の佐藤佐吉による脚本を映像化した不条理コメディ。ペット探偵の田宮は、ある日パチンコ屋で見知らぬ男から「その台出ますよ」と告げられ、その通り大当たりを出す。その日から田宮は、自らを予知能力者と名乗るその男・毛利の奇妙な予言に翻弄されていく。

イタズラ好きな女性ルーシーが巻き起こす騒動を、「リング」シリーズの佐藤仁美主演で描いたスラップスティックコメディ。ある日、ルーシーはタレントのスカウトマン、フランキーに声をかけられるが、交番に駆け込んでストーカーに狙われていると訴えたため、フランキーは逮捕されてしまう。しかしタレントにもなってみたいルーシーは、フランキーの名刺を頼りにタレント事務所を訪れ……。名監督と新人監督が作品を競いあう「ワラ（＾O＾）番長」シリーズの1本。

山の中の一軒家に泊めてもらった山伏たちが、実は鬼である老女に襲われる能の代表的な演目『黒塚』。これに材をとって製作されたジャパニーズ・ホラー。ホラー・シリーズ「おんなだらけのこわいはなし」三部作の第一作目。出演は、グラビアをはじめCM、ドラマ、バラエティーと幅広く活躍する森下千里。NHK教育『ハングル講座』の三津谷葉子など若手アイドル多数。

実際に起こった事件を基に、見知らぬ男によって40日間に渡って監禁された女子高生の姿を描く性愛ドラマ。監督は「Бондарь　桶屋」の西山洋市。松田美智子による原作を基に、「ぬるぬる燗燗」の島田元が脚色。撮影を「修羅がゆく10　北陸代理戦争」の丸池納が担当している。主演は、「ろくでなしBLUES'98」の深海理絵と「三文役者」の緋田康人。スーパー16ミリからのブローアップ。