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全4作品。市川哲夫監督が制作した映画ランキング

  1. 生さぬ仲
    • E
    「我輩は探偵でアル」の市川哲夫の次作品、新派往年の当り狂言柳川春葉の同名の原作を「フランチェスカの鐘」の沢村勉が脚色している、撮影は倉持友一、プロデュースは石田清吉の担当、出演は「晩春」の宇佐美淳「白虎」の市川春代「真昼の円舞曲」の吉川満子「薔薇はなぜ紅い」の浜田百合子「深夜の告白」の河津清三郎「四谷怪談(1949)」の三津田健「暁の脱走」の小沢栄「我輩は探偵でアル」でデビューした紅朱実、小川芸能社長小川吉衞氏の娘で「新愛染かつら」にデビューした小川弘子などである。
    • 製作年1949年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督市川哲夫
    • 主演宇佐美淳
  2. 一寸法師
    • E
    「彼と共に去りぬ」につぐ小倉浩一郎の企画で、江戸川乱歩原作同名の探てい小説に取材し、「われ泣きぬれて」の沢村勉が脚本を書いた。「母の灯」以来一年ぶりの市川哲夫(市川春代の弟)が監督に当たる。新東宝の藤田進が「富士山頂(1948)」についで主演し、「それでも私は行く」の月丘夢路(M・S・C)、「色ざんげ(1948)」についで松竹入社第二作の鈴木美智子、「夜の女たち」の永田光男が出演、元大都の活劇スター兼監督(八代毅)で鳴らし戦時中満映にいたハヤブサ・ヒデトが帰還後第一作としてカムバックする。問題の一寸法師にふんする酒井福助は京都日ノ丸移動演劇部“お笑いの家”の浪曲家で、酒井雲門下、身長二尺一寸、廿四歳という変わり種。なおこの映画は藤田進の明智小五郎ものシリーズの第一編で関西お盆映画をねらって封切られる。

    ネット上の声

    • この映画の配役情報には誤りがある。この映画に月丘夢路は出演しておら...
    • 製作年1948年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督市川哲夫
    • 主演藤田進
  3. 東京特急四列車
    • E
    戦い敗れて数ヶ月、上海から復員兵士引揚同胞が帰って来た。博多からの東京特急四列車が仕立てられ引揚者はその列車で各々故郷への道を急ぐ。その列車に報道班員島村、飯田、杉、中本、松川老人の一団と、弓子、直子、利枝、国雄の組が隣り合わせに乗った。語ることは戦争指導者である軍閥、追随する官僚、財閥への非難に集中されるが、またその一同車中より見る故国の山河に慰められ更生を誓い合いもした。島村、飯田らは、松川老人、国雄の紹介で弓子、直子と近づきになり、中本、利枝は同郷の因縁で結ばれて行く。列車は山陽線を疾走、数刻後には姫路神戸を経て大阪へ到着した。弓子と国雄は直子の家を探すため大阪で途中下車したが、直子の家は焼けて両親は丹波に疎開していることを知った。止むなく京都へ一泊することになり計らずも京都見物に途中下車していた島村、飯田と再会した。直子と別れた弓子と国雄は、島村に頼って共に松川老人の家を訪れたりする中に知らず知らずの中に親しくなって行った。京都を出発して東京へ向かう車中で国雄が発熱した。弓子は預かり子である国雄に万一のことがあってはと案じ、家出をして上海でダンサーになって以来、交渉を経っていた浜松の母親、弟の家に立ち寄ることとなった。しかし前歴をかくすため島村を夫として母親、弟に紹介した。浜松の弓子の家に滞在する間に島村は土に親しみ、耕し拓いてゆくみちのみが、日本を更生させる要点であることを痛感した。また偽って夫になったが、共に暮らす中に弓子に愛着を感じるようになった。東京へ出てから弓子は国雄を伯父の家へ送り届けたが、弓子になついている国雄はどうしても弓子から離れなかった。その情景に接して島村は決心した。弓子と結婚して国雄をひきとろう。そして新聞記者生活を放棄して百姓になろうと。数ヶ月後、弓子の母親のいる浜松在の農村では未開拓地へ鍬を入れた。飯田も中本も、杉原も、直子も利枝も協力を誓って参集してきた。そして力強い引揚、復員者による集団帰農が推進され始めた。
    • 製作年1946年
    • 製作国日本
    • 時間77分
    • 監督市川哲夫
    • 主演水島道太郎
  4. 母の灯
    • E
    • 製作年1947年
    • 製作国日本
    • 時間76分
    • 監督市川哲夫
    • 主演滝花久子

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