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パリの自然史博物館、その舞台裏に広がる静寂と生命の物語。剥製たちが語りかける、知られざる世界の探訪。
舞台はパリ、国立自然史博物館の進化大陳列館。閉館後の静寂に包まれた館内で、剥製師や作業員たちが黙々と動物たちに命を吹き込む。巨大なクジラの骨格、ガラスケースに並ぶ無数の昆虫、そして大行進を思わせる哺乳類の剥製たち。カメラは、その一つ一つを丁寧に捉え、まるで彼らが動き出すかのような錯覚。ナレーションを排し、作業の音と映像だけで綴られる、生命と記憶をめぐる詩的なドキュメンタリー。観る者を不思議な瞑想の時間へと誘う、静かなるスペクタクルの開幕。
ネット上の声
- 動物好きにはたまらない!
- 素晴らしい手仕事
- 剥製も映像なら
- 動かない動物たちがトラックに乗って一本道を走る冒頭のワンカット、剥製が並ぶ保存庫
ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間59分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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音のない世界に響く、生命の輝き。フランスのろう学校を舞台に、子どもたちの豊かな表情と手話が織りなす詩的な日常を静かに見つめるドキュメンタリー。
フランスのろう学校を舞台に、耳の聞こえない子どもたちの日常を静かに見つめるドキュメンタリー。本作にはナレーションもBGMもほとんど存在しない。観客が体験するのは、子どもたちが見て、感じているそのままの世界。そこは沈黙ではなく、豊かな表情、全身を使った手話、そして振動で感じ取るリズムに満ちた、もう一つの言語空間。言葉を覚え、友達と笑い合い、時には喧嘩もする。彼らの生き生きとした姿は、「聴覚障害」という一面的な見方を覆し、コミュニケーションの本質とは何かを問いかける傑作。
ネット上の声
- 耳が聞こえない人たちのドキュメンタリー
- 何か勇気をもらったような気がします。
- とても豊かな感覚に満ちた世界
- 手話で外国のひとと話すには
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演ジャン=クロード・プーラン
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精神科病院を舞台に、患者と職員が創り上げるひと夏の演劇。その記録が映す、人間の尊厳。
フランスの森に佇む精神科病院「ラ・ボルド」。ここでは毎年夏、患者と職員が一体となって演劇を上演する。カメラは、その稽古から本番までの道のりを静かに見つめる。セリフに苦戦する人、役になりきる人、舞台装置を作る人々。そこにあるのは、病名や立場で区切られない、一人の人間としての喜怒哀楽。些細な日常の積み重ねと、一つの目標に向かう共同作業の中に、生きることの豊かさと希望の光を見出すドキュメンタリー。
ネット上の声
- フランスの田舎の精神科開放病棟の日々と
- フランスにある精神科クリニックのドキュメンタリー
- フランス産ドキュメンタリィ
- フィリベール監督の精神病院を舞台にしたドキュメンタリーは『アダマン号に乗って』が
ドキュメンタリー
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演ジャン・ウーリー
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フランスの小さな村の小さな学校。一人の先生と13人の子供たちが紡ぐ、一年間の感動の記録。
フランス・オーヴェルニュ地方の、全校生徒13人の小さな単級学校。4歳から11歳までの子供たちを、たった一人のベテラン教師ジョルジュ・ロペスが受け持つ。読み書き計算から、時には喧嘩の仲裁まで。一人ひとりの個性に寄り添い、辛抱強く教える先生の姿。子供たちは学び、遊び、成長していく。やがて訪れる卒業という名の別れ。雪景色から新緑の季節へ、四季の移ろいと共に描かれる、愛情に満ちた教育の現場。忘れかけていた大切な何かを思い出させる、心温まるドキュメンタリー。
ネット上の声
- わたしも好きです!先生、子供達、田舎町。
- 教室には心地よい緊張感が流れていた
- ジョジョを一週間レンタルしたい!
- ほのぼのとした時間を過ごせました
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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精神科病院を舞台に、患者とスタッフが共に創り上げるひと夏の演劇。カメラが捉えるのは、アートが心をつなぐ奇跡の記録。
フランス郊外に佇む、ユニークな精神科病院「ラ・ボルド」。ここでは毎年夏、患者とスタッフが一体となって演劇を上演する。カメラは、配役決めから稽古、そして本番までの道のりを静かに見つめる。セリフに苦戦する者、舞台装置作りに没頭する者。それぞれの葛藤や喜びが、演劇という共同作業を通して交錯し、やがて一つの舞台へと結実していく。病いや立場の垣根を越え、人間として向き合う彼らの姿。これは、創造活動がもたらす癒しと、共同体の温かさを描いた感動のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 演劇学校の学生達がストラスブールを主題にした即興劇を作り上げる様子を捉えたドキュ
- ドキュメンタリーのところがフィクションに見えて、フィクションのところがドキュメン
- 「アダマン号に乗って」が記憶に新しい(自分の生活圏には来週来るので観る予定)、フ
- 15人で一晩で舞台を作ろうとするドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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精神科診療所を舞台に、患者とスタッフが演劇を創り上げる過程を追った感動のドキュメンタリー。
フランス郊外にある精神科診療所「ラ・ボルド」。ここでは毎年夏、患者とスタッフが一体となって演劇を上演する。カメラは、稽古風景や準備に追われる彼らの日常に静かに寄り添う。台詞に苦戦する者、小道具作りに没頭する者。それぞれの不安や喜びが交錯する中、少しずつ形になっていく舞台。病というレッテルを越え、一人の人間として表現する彼らの姿。創造という行為を通じて、自己を取り戻し、他者と繋がっていく人々の尊い物語。
ネット上の声
- 楽しそうでいいなーと思ったけど途中で若者につまんねえジョークで絡む典型的なめんど
- オープニングのクレジットが消えかける瞬間右から列車が通過しタイトルバック、静かな
- 56年にモンブラン山系エギーユ・デュ・ミディにガストン・ルブッフェと共に初登攀を
- クリストフというよりバケが主役
ドキュメンタリー
- 製作年1988年
- 製作国フランス
- 時間24分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演クリストフ・プロフィ
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「パリ・ルーヴル美術館の秘密」「ぼくの好きな先生」などで知られるフランスのドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールが、看護学校で学ぶ生徒たちを追ったドキュメンタリー。フランス、パリ郊外にある看護学校で学ぶ40人の生徒。年齢、性別、出身も異なる看護師の卵たちが実習の現場で患者と自分に向き合う姿を、フィリベール監督があたたかい視線で追い、人間がいかにして成長し、学ぶのかを描いていく。
ネット上の声
- 適性と姿勢の根源には、優しさが溢れている
- ドキュメンタリー系監督が描く看護師の仕事
- 看護師って大変
- 映画館よりも看護学校で流したら
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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「ぼくの好きな先生」「人生、ただいま修行中」などで知られるフランスのドキュメンタリー監督ニコラ・フィリベールが、パリのセーヌ川に浮かぶデイケアセンターの船「アダマン号」にカメラを向けたドキュメンタリー。
パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の船「アダマン号」は、精神疾患のある人々を迎え入れ、文化活動を通じて彼らの支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートしている、ユニークなデイケアセンターだ。そこでは自主性が重んじられ、絵画や音楽、詩などを通じて自らを表現することで患者たちは癒しを見いだしていく。そして、そこで働く看護師や職員らは、患者たちに寄り添い続ける。誰にとっても生き生きと魅力的なアダマン号という場所と、そこにやってくる人々の姿を、フィリベール監督によるカメラが優しいまなざしで見つめる。
2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の金熊賞を受賞。2003年の「パリ・ルーヴル美術館の秘密」以降のフィリベール作品を日本で配給してきたロングライドが共同製作。
ネット上の声
- 【”精神疾患者の哀しみを癒し、希望に変える場。それが巴里、セーヌ川に浮かぶ2階建ての木造船アダマン号なのである。不寛容な現代社会の中、この作品には優しさと希望と共存の大切さが描かれているのである。】
- うーん、いまいちどういう施設なんかこの映画からはわからんかったし、この手のドキュ
- 川の上の桃源郷のような
- フランスの精神科医療
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国フランス,日本
- 時間109分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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ネット上の声
- 最初ドラゴンボールみたいな格好だなと思ったけどなんかあったとき自然の中で見つけ易
- ウアー 画が凄すぎて編集のとき音楽どうしたらいいのかわからなくなっちゃったのかな
- 自分で登りたくて登ってても「ちくしょう!なんだよこの岩肌!」みたいに山に対して悪
- 途方も無い断崖絶壁をあらゆるアングルで収めてからの帰路の路上の撮り方の渋いこと!
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間28分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演クリストフ・プロフィ
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さまざまな作品や人間が交差するパリ、ルーヴル美術館の活気ある舞台裏をつづるドキュメンタリー。豪奢な美術品・芸術品だけでなく1200人もの美術館スタッフに焦点を当て、献身的に仕事に情熱を注ぐ彼らを誠実にカメラに映し出す。監督は「ぼくの好きな先生」のドキュメンタリー作家、ニコラ・フィリベール。
ネット上の声
- 『すべての些細な事柄』監督によるルーブル美術館のあれやこれや
- 誇り高き人々に支えられ、そびえる。
- 掃除係で良いから働きたい
- ザ ドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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「ぼくの好きな先生」のニコラ・フィリベール監督が、自らの映画製作の原点を振り返るドキュメンタリー。ノルマンディーで実際に起きた殺人事件を映画化したルネ・アリオ監督作「私ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した」(76)の助監督としてこの作品に携わったフィリベールが、30年の時を経てノルマンディーを訪れ、当時メインキャストとして映画に参加した農民たちと再会する。
ネット上の声
- 穏やかさ、美しさ、そして人と映画への愛情
- 人生というものについて考えさせられた。
- 映画を輝かせた「すべての些細な偶然」
- 豚の出産、屠殺シーンは迫力!
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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ネット上の声
- おそらく全員「いや、誰やねん」からスタートし最終的に「素敵やん…」にゴールしそう
- 「77歳でチャリで坂道を駆け上がれる凄み」っていうのを昔だったら頭で理解してたと
- レース途中で2回もその辺の自転車に乗り換えて優勝、からの優勝取消の話がだいすき
- 「動物、動物たち」の流れでいくとラペビーて動物かと思ったら、31-39年にツール
ドキュメンタリー
- 製作年1988年
- 製作国フランス
- 時間27分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演---
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ネット上の声
- 題名通りの挑戦を登山家クリストフ・プロフィが行う姿を捉えるがストイックかつ孤独な
- 1人、三大北壁単独連続登攀をするクリストフ・プロフィのドキュメンタリー、山頂に行
- たった一人とはいいつつ周りは結構騒いで、山頂で待ち構えたりしてるので少し冷めた
- 亡き友との約束を胸にわずか42時間のうちにアルプスの三大北壁の単独連続登攀に挑戦
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間53分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演クリストフ・プロフィ
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ネット上の声
- 建物を見上げるサングラスにクレジット載せるのお洒落すぎる、実際の映画の方を見てみ
- オープニング、サングラスに書かれたクレジットタイトル凄く良かった
- 映画『Billy ze Kick』のためにスタントを担当するクリストフ・プロフィ
- クリストフ・プロフィが映画のスタントを務めた記録映像
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間7分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演クリストフ・プロフィ