北海道・旭川を舞台に、孤独を抱えた男の模索を描いた戸次重幸(TEAM NACS)初主演作。松野が高校卒業以来の帰郷で旭川に戻ってきた。久しぶりに再会した同窓生たちに「東京でアーティストとして活躍してきた」と自称する松野は、市が募集する木工モニュメント製作のチラシを目にし、「これこそ自分のための企画だ」と豪語する。しかし、まったく進展を見せないモニュメント製作に、同窓生たちからは「松野は本当にアーティストなのか?」という疑問が飛び出す。時間だけが過ぎ、追いつめられていく松野は、自分を取り戻すために改めてモニュメント製作と向かい合う。監督は医療機器会社のサラリーマンとという異色の経歴も持つ、「ある夜のできごと」の鈴木聖史。
ネット上の声
- 判る人の居ないモニュメントなんかありえん
- あのオブジェは一人ひとりの胸の中にある
- 足元を見つめ、生みの苦しみを知る
- 凄まじい!とんでもない映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督鈴木聖史
- 主演戸次重幸